AMRCの運営について(JR8DAGの視点)
以下は昨年(2005.09.17)に1~3エリアのAMRCの代表者(と思われる人)に
送ったものですが、こちらの整理という意味合いもかねて、多少の編集を加え、
当ブログの記事として残しておきたいと思います。
結論を書くと
1エリアAMRCはこのままだとじり貧になりますが、それでよろしいのですか?
と言うことです。
JR8DAG/菅野 正人
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先日の1AMRC MLのハムフェア反省会の議事録を見て、現在のAMRCに
関して私が感じたことを述べます。このメールですが、1AMRC,2AMRC,3AMRCを
代表し、なおかつ話の理解できる方に送っています。
話の理解できそうもない人(南大阪とはあえて言わない)、あと個人的な
運営形態である9AMRC,0AMRCには送りません。
【反省会議事録から】
>>2.パンフレット
>>(2)今後の課題
>> ・原稿の締め切りを6月末など早めにして、時間の余裕を作れないか。
原稿の締切を早くするのではなく、執筆依頼を早くするのが大事だと
思います。あと、書いて欲しい内容をはっきりさせることです。私が
JA8IZC/天野さんに依頼したとき(2004年)は、6mAM.comのpdfファイルを
見てこれに沿って書いて欲しいと伝えました。
>>7.宴会
>> ・自己紹介の時間を作れなかったのが残念。
人数にもよりますが、自己紹介よりも名札をつけてもらう方がはっきり
言って良いです。例えば、宴会に20人参加したとして、すぐに名前と顔を
覚えられますか?私には無理です。
>>8.その他
>> ・ジャンク販売は、見直しが必要。
>> ・収入について、今後の見通しも含めて考え直す。
資金が必要な目的、資金を得る手法共に疑問です。2004年は1年目と
いうことで、あまり考えることもなく資金提供をしましたが、2005年は
しないつもりです(別になくても困らないでしょう?)。
(資金の必要性)
1エリアAMRCのMLを見る限り、資金が必要な理由はハムフェア出展の
ためだけのようです。もしそうならハムフェアに参加する人以外には
恩恵が無いという話になりますし、そもそもハムフェアに出展する
必要性は何?という話にもなります。
(資金を集める方法)
1エリアAMRCのMLを見る限り、南大阪のブースを利用したジャンク販売、
フリーマーケット、宴会時に集金(募金)、郵便振替による寄付が主な
収入源のようです。他に収入源を思いつかないのか、あえて採用して
いないのか不明ですが、私なら以下のような収入源が思いつきます。
(0) 参加費徴収
というか、ハムフェア出展費用を参加者で分配して負担するのが
本来の筋では?(数千円/人だと思うが、宴会費用も含めて10,000円/人の
参加費としては?)
以下は、参加者の負担を軽減する方法として思いつくものです。
(1) スポンサー募集
大企業は難しいですが、例えばキャリブレーションやミズホ通信といった
小さい店で1AMRCの運営方針を理解していただけそうなら1,000~2,000円/年の
スポンサー料を得ることが可能では?
(2) ロールコールでのCM料
上記に関連しますが、ロールコールのインフォメーションでコマーシャルを
流すかわりに宣伝料を得る。1AMRC、2AMRCの1回のRCでのチェックイン局数は
20~40局で、一定の宣伝効果が見込めるわけで、先ほどの小さい店からなら、
1,000~2,000円/年程度の収入を得ることが可能では?
(3) ハムフェアで配布しているパンフレットのpdf版をドネーションウェアとする。
6mAM.comで公開しているpdf形式のパンフレットを見て、お金を払っても
良いと思ったらベクターのプロレジなどを使ってお金を集金できるようにする。
500円/口にしておけば意外とお金が集まるのでは?
(4) ネットオークションの活用
なぜ、これをやらないのかが一番の疑問。同じことを思う人多いと
思います。できないのならなぜできないのか1AMRCとしての考えを
はっきり示す必要があると思います。
(5) ホームページ作成と広告収入
最後に話すことと関連しますが、本当に収入を得たいのなら
ホームページの作成は必須と思います。今、大橋さんがいるの
ですから6mAM.comを間借りさせてもらって構わないと
思います。
ホームページを作成すれば、広告収入を得る手段(アフィリエイト等)が
使えるはずです。ただ、金額は少ないようですが。
で、結局のところ、私1人が考えても、5つほど収入の手段が
思いつくのに、そういったことは無視(?)して、郵便振替での
寄付に頼ってはすぐに限界がくると思いますが、どうでしょうか。
(資金を提供する側の考え)
程度の差はあっても、何らかの見返りがあると考えて資金を
提供していると言うことを理解して欲しいと思います。
【臨時キー局募集】
何か今月臨時キー局歓迎といっていたけど、はっきり言って
誰も名乗りでないと思います。理由は以下のとおりです。
・キー局のやり方がわからない
・AMRC運営者からキー局をやって欲しいという意志を全く感じない。
できればやって欲しい程度では、やろうと思う人はいない。
(で、どうするか?)
私が思いついているのは以下のとおりです。
(1) 金をかけたくなければとにかく呼びかけ
チェックインした局で見込みのありそうな局に片っ端からお願いする。最初はサブキー局で短時間の受付をしてもらい、慣れてきたところでキー局を任せてみる、と言った手法を取る。問題は任せっきりにしないこと。押しつけられたと思わされたらそこでAMRCはおわり・・・・どぼん・・・・アーメン。
(2) とにかく巻き込む
(1)と関連するが、いきなりキー局と言われても困るだろうから、とにかく機会を見つけてサブキー局をやってもらう。また、時間の都合が付けば一緒に移動運用でもしてキー局を体験してもらう。2エリアAMRCがこのあたりことをやっているはずです。
(3) お金を出してキー局をお願いする
一見邪道そうに見えますが、以下のような感じで募集してみては?
(例:○エリアAMRCキー局募集)
日時:○月○日 21:30~22:30まで
内容:チェックイン受付、インフォメーションの送信
具体的な方法についてはAMRCグループで指導します
周波数は50.550MHz、モードAM
条件:アマチュア無線従事者の免許証を所有していること
6mAMを運用可能な免許を持っていること
1AMRCに1回以上チェックインしていることetc
報酬:○○円 or ○○円図書券 etc
その他:キー局を行う前に、事前に1回以上サブキーを行って
やり方を取得してもらいます。etc
これで、年に4,5回やってもらったらだいぶ楽になるのでは?
1回の費用を1,000円としても5回で5,000円です。対価としてどうか
不明ですが、内容次第では安い出費と思いますが、いかがでしょうか?
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結局資金集めと同じ話ですけど、キー局募集にしても私1人で上記3つのアイディアが思いつくのに、1AMRCの方ではそういうことに気が付いていて実行できないと判断しているのか、あるいは全く気が付いていないのか、私が知り得る情報(1エリアAMRC ML)で推測する限りでは不明です。
他の人は1AMRCは全く気がついていない(あるいは何も考えていない)と考えるでしょう。それ故、AMRCグループは文章としては書いているけど真剣にキー局を募集していない、だから参加しない、というようなことになっていると私は思います。
【AMRCとしての考え方】
お金が欲しい、キー局をしてもらいたいと本気で考えるのなら、AMRCとしての考え方をはっきりさせないといけないと思います。そのためにはホームページの作成は必須と私は考えます。
正直、資金提供をしようかどうか考えて、1AMRCのMLを見ても、時間が経てば古い発言が埋もれてしまうこともあって、AMRCグループとして何を考えているかわからない点があまりにも多いです。
結局のところ、資金集めにしても、キー局募集にしても、AMRCとして何を重視するのかが不明なので、周りの人はグループの活動に参加のしようがないのが現状であると私は見ています。
以上、今後の運営の参考にしていただければ幸いです。
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