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2006年8月 1日 (火)

ハムフェア2006自作品コンテスト結果JARL WEBで発表される

 ハムフェア2006自作品コンテスト入賞作品JARL WEBで発表されました。

 以下、ブログ管理人からのコメントです。

【主催者のJARLへ】
 もう10年以上、同じこと思っているのですが、どういう観点で審査を行ったかと
いうコメントがないのは、事なかれ主義を見ているようで不愉快に感じるし、
開催目的に「アマチュア無線の技術の向上に役立てる」と書いている以上、
どういった点をふまえて審査をしたか書かなければ出品者に対して失礼な
行為であるとも考えます。
 ここ数年、私も含めて同じような人が入賞し、しかもレベルもさほど上がって
いないように見えるのは気のせいでしょうか。

【規定部門全般】
 テーマは「50MHz帯AMトランシーバ」だったのですが、思ったより期待はずれだった
かなという印象です。入賞作品すべてが簡単とか再現性にいってしまったのは
正直残念という感じです。
 それと作品名ですが、私以外は「50MHz(帯) AM トランシーバ(ー)」で、そこに
言葉を付け加えたのは、私の他に2作品だけっていうのも寂しいような・・・・。
規定部門のお題に何かを付け加えることがその作品の特徴を表す訳なのに、
そういうアピールがほとんど見られなかったことも残念でした。

【規定部門最優秀賞】
JE1UCI/冨川さんにお聞きしたいんですけど、「この作品に納得してますか?
・もし、納得しているんだったらJARLのあの説明が悪いのかなと思うんですけど、
 管理人はWEBの説明を見る限りあの作品に冨川さんらしさを感じませんでした。
・一番違和感を感じたのは「6mAMだったらこんなもので良いだろう」という妥協
 みたいなものです。冨川さんの技術を持ってすれば
(1) DDSを使ったダブルVFO 50~54MHzフルカバーでSSBの受信機能付き
   (一見不要そうに見えるが、コンディションを把握しながら運用するには便利と
   いうか管理人は実際にそういう運用形態をとっている)
(2) 周波数が不安定な局と交信しているときに有効な自動周波数追尾装置付き
   (交信していく内に周波数がずれていく局が6mAMにはあります)
(3) ノイズに弱いと言われるAMの欠点を払拭する強力なノイズ低減装置付き
   (結構切実だが私の技術では無理)
 こんなことくらいできたんじゃないかと思うんですが・・・・。
・50MHzの0をイヤフォンジャック(マイクジャック?)にあてているのは
 面白かったです。

【規定部門優秀賞第一席】
 この作品の方が最優秀賞のような感じもするのですが、製作者の主張が不足して
いたということでしょうか。

【規定部門優秀賞第二席】
 優秀賞第一席と優秀賞第三席の作品を見る限り、結果としては妥当。
ただ、どの作品も簡単・再現性を出しているので、正直なところAMRC-696
Micro6AM2002に比べるとアピール度は少なかったかも・・・・。

【規定部門アイデア賞】
 JF2NMY/高木さんの入賞作品はまたもやいわし缶!手書きの文字でもこうやれば
入賞できるぞと言いたいのでは?と思える作品。今回の規定部門では一番おもしろ
かったと思います。

【自由部門最優秀賞】
 2年連続でアンテナが最優秀賞。大きさがわかるような説明があると良かったと
思います(これはWEBを作ったJARLの責任と思います)

【自由部門優秀賞第二席】
 相変わらず井上さんらしい・・・・。

【自由部門優秀賞第三席】
 今回は該当無し。例年は規定部門が少なくて自由部門が多いのですが、今回は
規定部門の方が出品が多かったんでしょうか。

【自由部門アイデア賞】
 うん、正直やられたという感じです。

【自由部門努力賞】
 100円ショップのものと思われるケースに入れるのに大変苦労したと
思うのですが、JARLの説明では伝わってこないのが残念です。

【小中学生の部 JARL会長賞】
 力作・・・・。と思ったら、昨年も入賞していました。小中学生の出品者は1,2名
なんでしょうか。そうだとするとやはり寂しい。

【自由部門テクニカル特別賞】
 どちらも欲しい測定器なんですけど、自由部門となると幅が広すぎて、どの
ような賞をつけるか判断に迷うのは否めないと思います。テクニカル特別賞と
いうのは無難な判断とは思いますが、賞に関してはもう少し工夫の余地は
ないのかなとも思います。

 JR8DAG/菅野 正人

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受信: 2006年10月 3日 (火) 23時41分

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