J2-46 札幌 1-4 神戸 試合終了
普通の気合いだけでは、J1昇格のかかったチームには簡単には勝てないとわかった試合という印象。入場者18,000人台だったのは意外だった。
(06.10.23 23:50 追記)
・ある意味驚いたのが入場者数。16:00会場前のあの待ち人数から
考えて2万人はいくと思ったら1万人台だった。まさかと思うのだが、
つきあいでチケットを買っただけというのが多かったとか。
・OB選手と今の選手をパッと見て、一番違うと思えるのは個性だと思う。
黄川田は頭が利き足、田渕龍ニは右サイドの寡黙な職人、伊藤優津樹は
妙ちくりんなドリブル、森下仁志はとにかく走る人、関浩ニは半袖、
野々村芳和は動かないけど良くしゃべる、古川毅は何となくクリアetc.
正直なところ、今の選手の方が上手いかもしれないけど、一言であらわせる
個性を持っている選手といえば、せいぜい西谷、大塚、砂川、曽田くらい
だろうか?
・マッチデープログラムの名刺広告に「北海道日本ハムファイターズを
応援する会」というのがありました。彼らはどのような意図でこの広告を
出したかはわかりませんが、札幌サイドも変な毛嫌いなどせずに何らかの
反応を返すべきだと思います。
・そのマッチデープログラムの名刺広告ですが、10周年の記念に自分の
名前(あるいはハンドルネーム)を残したいと思った人は結構いたはず
です(実は私も考えた)。しかし、名刺広告の雛形を見てやめてしまいま
した。株式会社○○建設って公共事業ですか?公共事業が悪いわけではあり
ませんが、サポーターズクラブや個人なら「○○OSC」とか「○○応援会」
とかの例示がなかったので、これはサポータはどうでも良いのだというHFCの
意思表示と受け取り、広告掲載をやめたのでした。どうも、人の心を
くすぐるやり方は下手なようで、みすみす1万円を損してしまいましたね、ち~ん。
・会場10分ぐらいで入れたものの10周年記念バッチは、買えずじまいでした。
この辺はいろいろと物議を醸しだしているようですが、そんなに売れると
思っていなかったんでしょうか?チームがどんな状況であっても10周年は
今しかないんですが・・・・。
・試合後、ゴール裏のサポータの反応がどうかなと思ってみていると、
この試合の敗戦でJ2残留という結果が出たにもかかわらず、ブーイング
している人が・・・・。大きなものではなかったので、一部だけだと思うけど。
たしか、浦和レッズが降格したときは、浦和コールがあったような。
・結局のところ、札幌のサポータ(らしき人)たちは苦しい状況ではただ自分の
感情を出すだけで、何もしない(できない)ように見えるのは気のせいか。
そんなんで、選手やフロントをどうのこうの言うのだから素晴らしい(HBCの
桜井アナはさらに素晴らしい ← 報道関係者は我々より詳しい情報を
知ることができる立場なのですから、それなりのコメントが必要だと私は
思っています)。
・今年は4月中旬からから6月にかけての10戦勝ち無しの時点でJ1昇格
は無理と踏んでいたような気がするのは気のせいだろうか。途中での
選手補強がなかったのはあまりにも不自然(GKは補充だし)。
・今年のテーマはどうやら「与えられた命題は、指導者が手法を教えて
解決させるのではなく、選手自身が見つけて解決する」ないしは「課題も
解決方法も自分で見つける」といった感じで、指導者はあくまでもそれを
補助する形というという感じに見えたが、選手自身は結局のところ消化
できずにほぼ1年が過ぎてしまったようです。
・で、来年以降もこのアプローチを取っていき、なおかつ、今の攻撃的サッカー
スタイルを取るのなら、例え監督が誰であっても、安定した勝利を収めるように
なるまでには何年かかるかわからないと言うのか現実ではなかろうか。ただ、
そのレベルに到達すれば、もの凄く面白いサッカーのできるチームになるとも
思うが、それが本当にできるだろうかという気もする。
・HFCはJ1昇格できなかったときのことは考えていたでしょうか。成功しか考えて
いないのは経営じゃないと思います。
・HFCは人手不足なんでしょうか?名刺広告、記念バッジ、12.netなんかそうです
けど、必要なところに必要な人員を配置しないと、良いアイディアとかかゆいところの
手の届くサービスは無理だとと思います。
・とりあえず、HFCに置かれては、来年の観客動員1試合平均5,000人、
総入場者数100,000人で目標を6位として頑張ってみては?マッチデープロ
グラムの社長のあいさつを見ると、大事なのは累積赤字を解消するための
莫大な収入ではなく、単年度黒字を達成することのようなので、いっその
こと大きく発想の転換をされてみては?これで応援をやめる人も多くなるで
しょうが、逆に変な雑音も減って本来のサッカーに集中できるのでは?変な
しがらみはこれを機会に排除してみては?
JR8DAG/菅野 正人
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