天皇杯準決勝のNHK中継の解説であった山本昌邦氏が似たことを言って
いたように思いますが、2006年のコンサドーレは、「J1とまともに戦える力は
あるが、J2を戦い抜く力がなかった」だったと思います。
全般的なレベルに関しては2005年の時に比べると、特に攻撃に関しては
レベルが上がったと思いますが、試合を読む力が少なく臨機応変に戦うことが
できなかったように思えます。
この辺に関しては、柳下監督は自分では教えずに選手に気づかせるという
方法をとったように思えます。教えてやらせた方が即効性はあると思いますが、
それでは持続性がないと判断したのだろうと想像しています。
柳下監督の3年間でチームの土台は作られたと思いますが、この土台を
生かして戦うことに関しては柳下監督では難しいとフロントは判断し
(柳下監督自身も同様に判断したかもしれないですが)、2007年からの
監督として三浦俊也氏を招聘しました。フッキの抜けた穴は大きいと
思いますが、その他の選手はほぼ残りましたので、この選手たちをベースに
どう戦うか手腕を期待したいと思います。
予想順位の幅は1~6位。願わくば優勝ですが、良くて2,3位あたりが
妥当なのかなと思います。最低限、最後まで昇格の可能性は残してほしいと
思います。
JR8DAG/菅野 正人
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