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2007年9月17日 (月)

ランド方式で作る手作りトランシーバ入門

 ランド方式で作る手作りトランシーバ入門
(JF1RNR 今井 栄 著、CQ出版社、¥2,600税別)

(総評)
 自作機で交信したいと考えている方にとっても、自作派の方にとっても参考となる文献と思います。買って損はないと思います。

(コメント)
・シンプルな回路が多いという印象ですが、交信は十分にできるという感じです。特に初心者にとってはDSBトランシーバがお勧めです。回路も参考になるものが多いです。
・ランド方式は大きさにこだわらなければ、プリント基板の作成の手間が省ける、安定性が確保しやすいなどから、アマチュアの自作としては最適な製作方法だと思います。
・カラーの実体配線図があるのは良いです。
・現時点で特殊な部品はありませんので、部品の入手も問題ないかと思います。
・ただ、TA7358Pは現時点での入手は容易ですが、LM386Nほど一般的なICではないので10年後くらいには入手困難になっているかもしれません。とはいえ、このTA7358Pに関してはいろいろな使い方が提案されており、使い勝手の良さという大きなメリットがあるのも事実です。
・TA7358PのRFアンプを発振回路に使うアイディアはすごいと思いました。
・6mAMトランシーバーが無かったのはちょっと残念

 JR8DAG/菅野 正人

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