クライマックスシリーズ第２ステージ展望

　クライマックス第１ステージは北海道日本ハムがオリックスバファローズに２連勝し、
第２ステージで埼玉西武ライオンズと対戦。
　ファイターズが第１戦に先勝したので五分五分と見たが、実際は第１戦の結果の
より流れは大きく傾き、その流れをしっかりとものにしたファイターズは真の力を
つけてきたと言えると感じた。

　さて第２ステージだが、ここも初戦が明暗を分けると見る。特にファイターズは
初戦に勝てば30%位の確率でＣＳ優勝の目があるが、負けるとは５％位に落ちる
だろう。鍵はダルビッシュの使い方で、初戦、第６戦に先発と思いきや、初戦の
先発はグリン、第２戦がダルビッシュのようである。このあたりの先発投手陣の
使い方で明暗が分かれるかもしれない。

　ライオンズは若い選手が多く、短期決戦の経験は少ないが、チームとしては
経験が豊富である。そのあたりがどのように出るかも勝敗の要因になるかも
しれないが、少なくとも第１ステージのようにはいかないことは間違いないと
思う。

　JR8DAG/菅野 正人

　(2008.10.17 23:30追記)
・大事な初戦は落としたが、第２戦はダルビッシュで勝利し、流れは北海道日本ハム
　に・・・・。この流れを第３戦以降に生かせるかどうかが、今後の鍵になるだろう。
　(2008.10.20 23:30追記)
・なんと第３戦はファイターズが勝利してしまい、２勝２敗のタイに・・・・。レギュラー
　シーズンにおいてこれまでのファイターズの特徴であった「堅い守備」、
　「バントを含めた堅実な攻撃」、「中継ぎを中心とした強固な投手陣」に何となく
　綻びを感じていたので、ＣＳに勝ち上がることに対してあまりうれしさを感じない
　のが正直なところだったが、それはレギュラーシーズンにも取り組んでいたが、
　結果として出来ていないように見えただけだとしたら、ＣＳシリーズになって急に
　昨年、一昨年のような野球が出来ているのも不思議ではないのかも・・・・、
　と感じている。
・ＣＳ第２ステージも初戦が大事であると見ていたが、ファイターズにとって大事な
　試合はダルビッシュが登板する試合のようである。この辺を考えた上で先発
　投手の起用を決めていたとすれば、梨田監督もなかなかしたたかだと思う。
　(2008.10.22 07:30追記)
・これまでの４試合は先発投手の出来が勝敗を左右しているような感じである。
　今日の第５戦は、５回まで３点以内でかつリードしている状況にして結果的に
　勝利し、最終戦に勝負をかける展開に持ち込む必要があるだろう。今日の
　試合は３回以内で５点差以上をつけられたら、たぶんそこでこのＣＳは
　終了・・・・、ファイターズはそう考えて戦ってくるだろうと思うし、ライオンズは
　早い段階で点差をつけようと考えるだろう（先発は涌井だし・・・・）。その辺の
　序盤のせめぎ合いが今日の試合のポイントとなるだろう。