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2008年12月30日 (火)

北海道日本ハムファイターズ2008総括 & 2009展望

(2008年順位予想)
http://jr8dag.cocolog-nifty.com/jr8dag/2008/03/2007_2008_58f9.html

 う~ん、西武が1年で復活するとは・・・・。オリックスにも
ビックリでしたが・・・・。

 2008年の成績に関しては、戦力を考えると十分な結果だったと思います。
このあたりは「堅い守備」、「バントを含めた堅実な攻撃」、
「中継ぎを中心とした強固な投手陣」といった戦力差を埋める戦い方の
確立に加えて、選手個々のプレーの質や意識が札幌移転時に比べて
高くなったためと思います。

 しかし、日本一になった2006年のときに比べると、以下の点が気になりました。

・守備とかバントなどの細かい攻撃で何となくプレーの質が低下している
 のでは?と思われる綻びが見えていたこと。
・ダルビッシュ1人だけが突出している先発投手陣、稲葉1人だけが
 突出している攻撃陣(選手がいなくなっただけでは無いような気が・・・・)。
・昨年までは安定していた武田久をはじめとする中継ぎ・抑え投手陣が
 疲労からかレギュラーシーズン終盤に不安定さを見せていたこと。

 「堅い守備」、「バントを含めた堅実な攻撃」、「中継ぎを中心とした
強固な投手陣」という方向性は間違ってはいないのですから、その方向性を
確立するために何をするかが今後の課題だと思います。

・攻撃では意図したプレーをきちんとこなす(ヒット、バント、走塁等)
・長打はあった方が良いが、それよりも打率を少しでも上げてヒットの
 確実性を上げる。稲葉の力を生かせる打者の育成。
・投手陣の能力向上。ダルビッシュは問題ないので、その他に5人程度の
 先発陣育成と中継ぎ・抑え投手陣の育成。

 それぞれの局面で一つ一つのプレーの質が上がってくれば、派手さは
なくとも優勝の目は十分にあると思います。

 JR8DAG/菅野 正人

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