« 第62回QSOパーティ運用結果 | トップページ | QSLカードについて(09.01.18) »

2009年1月 6日 (火)

ハムフェア2009自作品コンテストの実施要項発表される

 JARL NEWS 2009冬号p.15及びJARL WEBにてハムフェア2009における
自作品コンテストの実施要項が発表されました。

090105jarl_hamfes2009(余談)2009.01.05時点のHPではすでに募集が終了しているみたい
ですが、今のJARLは内容をチェックできないくらい人員体制が
大変なのでしょうか?

 ハムフェア2009自作品コンテスト実施要項

 今年の規定部門のテーマは「7MHz DC受信機」です。「7MHz」については、
運用周波数の拡大(7.000~7.100MHzから7.000~7.200MHzに)が予定されて
いることから選定されたと考えられますが、「DC受信機」については
どのような意図からでたものか図りかねるところです。

 DC受信機とは、通常に考えるならばダイレクトコンバージョン方式の受信機と
思われます。それ以外の受信方式として、ストレート方式、
スーパー・ヘテロダイン方式、超再生方式などがあると思いますが、それらは
規定部門から外れると言うことなのだと思います。

 DC受信機は簡単な構成の作例が多いので、参加者を増やしたい意図が
あるのかもしれません。しかし、簡単ゆえに以下のような欠点が生じやすいとも
言えます。

・強力な信号が通り抜けしやすい(特に7MHz付近では顕著では?)。
・受信の選択度が悪い
・USBもLSBも受信できてしまう
・簡単な構成にしようとしてVXOを使うと周波数可変範囲が狭くなる。

 そんなことを考えると、上記の欠点を解消するような以下のような贅沢な
DC受信機が最優秀賞になるのではと想像します。

・通り抜けを起こさないような強力な平衡検波回路
・LSBまたはUSBを選択受信できるPSN方式
・モードに合わせた選択度可変
・7.000~7.200MHzフルカバー+αのDDS VFO(VXOでも実現できるなら
 それもあり)+周波数直読可能

 管理人の希望としては、簡単・再現性と言う方向性以外に、DC受信機でも
ここまで出来るという技術の高いもの
を見せていただければと思っています。

 2006年の規定部門「50MHz帯AMトランシーバ」のような期待はずれ
ならないことを願いたいです。

 第1次審査の応募期間は2009年4月1日(水) ~5月12日(火)となっています。

 JR8DAG/菅野 正人

|

« 第62回QSOパーティ運用結果 | トップページ | QSLカードについて(09.01.18) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハムフェア2009自作品コンテストの実施要項発表される:

« 第62回QSOパーティ運用結果 | トップページ | QSLカードについて(09.01.18) »