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2009年1月30日 (金)

Yes!プリキュア5 Go!Go!(終了)

Yes!プリキュア5 Go!Go!(朝日公式サイト)

 プリキュアの力の源は意志の強さ

 このプリキュアシリーズは少女向け番組ということで話そのものは
単純でありますが、番組構成の割り切りがはっきりしており、例えば
主人公の成長過程の中にプリキュアがあるといった点で話の筋が
通っており、その辺がこのシリーズを見続けてきた理由というところです。

(第36,37話、ファイブでチャンスの回)
 プリキュアシリーズでは珍しくコイントスというある意味偶然で勝利を
得たわけですが、そのコイントスに持ち込んだというところが、この2話の
肝であったかと思います。あのまま続けていれば、相手の策略にはまって
終わりだったでしょうから。

(最終話)
 最後にメルポが大きな役割を果たすとは思ってもみませんでした。
人々の想いを伝える方法としての手紙や運び屋というのが、本シリーズの
1つの流れであったと思います(サンタクロースが偉大な運び屋という
発想も面白かったですし)。
 また、物事が片づくと関係者はお別れというパターンが普通ですが、
今回は物語終了後も登場人物の関わりは続いていくようです。確かに、
別れる必然性は全くないですから、なるほどって感じです。

(伝説の戦士プリキュアになる人たち)
 女子中学生がプリキュアになる理由は、番組上の都合ということ
だけでは面白くないので、少し考えてみました。
 例えば大人に戦うための役割を託すとすると、いろいろなしがらみが
あって引き受けなかったり、やっても途中であきらめたりしそうです。
かといって小学生ではちっと体力がきつそうですし、ちょうど成長過程で、
これからの取り組み次第ではいろいろと可能性のある中学生(から20歳
くらいまで)に託しているのではと、勝手に想像しています。このあたりは
夢や希望といった根底に流れるテーマとも一致していますし、あながち
間違ってもいないと思っています。

 JR8DAG/菅野 正人

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