10月、CANON EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISを購入しました。
【購入動機】
同じような焦点距離をカバーするSIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
(以下SIGMA 18-125mm OS とする)と比べて重量が軽かったという点が、
購入の最大のポイントでした。
【全般的な感想】
焦点距離のカバー範囲、手ぶれ補正の効き具合、画質などの基本性能は
SIGMA 18-125mm OSとほぼ同じ印象でありながら、購入の動機となった
重量の軽減は感じられました。現在、CANON EOS Kiss X2の常用レンズと
しています。
【使用感(09.11.28現在)】
(1) 重量(455g)はSIGMA 18-125mm OS(490g)より明らかに軽く感じられた。
長さは10mmほど長い(88.5mm→101mm)がハクバのピクスギアジャケット
KISS用SMサイズで収まる大きさである。
(2) 焦点距離はSIGMA 18-125mm OSの(35mmフィルム換算200mm)で十分で
あったところに、望遠側が10mm長くなり少し使い勝手が良くなった。
(3) 手ぶれ補正は仕様では4段分。筆者の使用感では3~4段の印象。しっかり
構えて、望遠端(125mm、35mm換算200mm)、1/15~1/20秒、広角端(18mm、
35mm換算29mm)は、1/2~1/4秒が限界と言うところ。夜間のイルミネーション
などは撮影可能なレベルであり、その点、常用レンズとして優れた点でもある。
(4) 画質はSIGMA 18-125mm OSと比べると、やや柔らかく描写する印象であるが、
これはレンズの個性の範疇と感じた。いずれにしてもレンズの用途から求められる
画質としては問題ないと思う。
(5) ただ、飛行機から地上の様子を撮影などコントラストの低い場面でピントが
合いにくい印象である。SIGMA 18-125mm OSに比べるとピントが合わない
頻度が高いので、レンズそのもののコントラストか解像力が低いように思われる。
(6) DCモータだがAF速度は通常の使用では十分で、音もそれほど大きくなく
気にならない。ただ、AFは迷い出すとなかなかピントが合わなく、この辺は
気になるところである。
(7) ズームリングはCANON EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMほどではないが、
下に向けていると自重で伸びてしまうことがあるので、ズームを堅くするか
ロックスイッチを付けてもらいたかった。
JR8DAG/菅野 正人
山手線命名100周年記念復刻調電車
EOS KISS X2 + EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISにて撮影
(焦点距離135mmで撮影、車両部分のみをトリミング)
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