日常(Eテレ版再編集の考察)
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NHK(Eテレ)での放送が終了しました。全26話をどのような観点で12話に再編集したのか考察してみました。
日常(Eテレ版)放送リスト(全12話): JR8DAGのメモ書きブログ
・当初、大きな柱を決めていたのかと思っていたのだが、大きな柱は原作と同じように日々起こる日常を伝えることだったらしい。
・ちなみに、東雲なのが背中のねじ回しを取ることができるとわかってしまうと、この日常という物語が終わってしまう可能性が高いと思う。地上波放送では区切りをつけるということもあってそのあたりについて触れているが、原作ではまったく言及されていない。あのねじ回しはロボ云々ではなく実生活で相当に不便な代物である以上、ねじ回しをつけたままにしておくことの意義が見出しづらいからである。
・ということで、東雲なのは原作に近い形で第2話から学校に行くし、エピソードの放送順番を変えたりしているのだと思う。このあたりは話数を少なくしている以上、時間の関係もあると思う。
・とはいえ、時系列が明らかになっているエピソードがあり、それは順番どおりに放送したと思われる(日常の96 → 101など)。
・第1話は主要な登場人物(5人+猫)の立ち位置をきちっと説明するなど、編集のうまさを感じた。
・第9話で最後に日常の14を持ってきた構成はすばらしいと思った。
・日常の14,77,95を放送したことから、登場人物はできる限り登場させようという意志はあったと思われる。このあたりは管理人が読みきれなかったことである。
・囲碁サッカー関連の話が放送されなかったは、関係するエピソードがつながりを持っていて放送するには尺が長く、かといって単発のエピソードがなく、放送を断念せざるを得なかったからではと思う。
(参考リンク)
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JR8DAG/菅野 正人
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