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2012年4月21日 (土)

JARLコンテスト周波数設定の目的について

 JARLコンテスト周波数の変更についてのエントリで、管理人は
何を狙いとするのかが重要」であると述べました。
 そこで、今回、JARLがコンテスト周波数を設定する目的そのものが
どのようなものであるか少しばかり調べました。

 JARL WEBコンテストのページの中段に、以下の文章がありました。

*** JARL WEBのコンテストのページより引用 *****

 JARL主催コンテスト(All ASIAN DX、 QSOパーティー、テレコムQSO
パーティーを除く)では、3.5MHzから430MHz帯において、コンテストに
参加しない局にも配慮して、電波型式ごとに「コンテスト使用周波数」を
次のように設定しています。

*** 引用 おわり *****

 上記の文章を素直に解釈すると、「コンテストに参加しない局にも
配慮する」と言う目的しかないようです
。次に、コンテスト周波数は、
なんとなく使用頻度の少ない周波数に設定しており、積極的に参加を
増やそうという意図は見られません。以上の状況から考えると、
JARLはコンテストを利用してアマチュア無線の利用促進を図ろうと
いう考えは無いものと思います。
 そもそもコンテストがお祭りとすると、それをメインストリートから
はずれた場所で行うことは、コンテストそのものが邪魔であるという
発想になっているのではとも考えられます。
 JARLコンテストは参加者が多いからと言う理由も考えられます。しかし、
このコンテスト周波数は、他の国内コンテストにも影響しています。地方
コンテストは参加者が少ない上に、使用頻度の少ない周波数しか
使えなければ、ますます交信ができなくなるように思います。そのあたり
までJARLは考えてコンテスト周波数を設定しているのかは、上記の
文章からは不明です。

 *** * * * ****

 ここからは、管理人の1つの考え方を示します。とりあえず50MHzの
電話しかわからないので、そのコンテスト周波数の案を示します。

・AM/SSB:50.150~50.400MHz、50.500~51.000MHz
・FM:51.000~52.000MHz
・CWはわからないので案を示さない。

 海外との交信に利用される周波数は、変えると言うことは大変ですから、
そこはコンテストに使用しない周波数として設定することには意味が
あります。従って、海外交信に優先的に利用する周波数として
50.100~50.150MHzはコンテストに使用することを禁止します。
 日本国同士の交信で、コンテスト不参加の交信についてはある程度の
周波数変更は可能だと思いますので、メインストリートからはずれた
周波数で行うのが適切ではないかと管理人は考えます。現状では
50.400~50.500MHzあたりが良いのではと思います。

 もう1つの案は、JARLのコンテスト周波数は現行どおりとして、他の
コンテストはJARLが設定しているコンテスト周波数に縛られる必要はないと
JARLが表明するというものです。

 *** * * * ****

 いずれにしても、コンテスト周波数を設定している目的が、「コンテストに
参加しない局にも配慮して」以外は不明ですから、今のJARLが設定している
コンテスト周波数について、善し悪しそのものを判断する事ができない
状況になっていると管理人は考えています。

(参考リンク)
JARLコンテスト周波数の変更について: JR8DAGのメモ書きブログ

 JR8DAG/菅野 正人


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