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2012年6月25日 (月)

輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ

輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ公式サイト

 札幌シネマフロンティアで行われているイベント上映を見てきました。

 ストーリに鴨川を入れていくことに関しては分岐点にさしかかっているように思う。

・レイトショーの時間であったが、観客はざっと見て5名。これまでで一番少ない人数だったと思う。
・ストーリは公式サイトのとおり第1期と第2期をつなぐ物語。ファロスがマダガスカルに行っている理由とか、ポリへドロンでの出来事などに第2期に向けた伏線があると思うが、第2期で説明できる内容なので、このOVAを見なくともストーリがわからないということはないと思う。
・まどかの男前なところ、ランのドジなところ、ムギナミのゆるふわな雰囲気を楽しむなら見に行く価値はある。
・冬の場面での地面の氷割りとかに妙な芸の細かさを感じる場面があった。
・物語の進行に応じて時間が半年ほど流れているが、ポリへドロンでは起こる出来事は意外に早い時間で進行しているように感じた。
・第1期の最後の出来事は地球側にとっては重大な出来事であったが、ポリへドロン側にとっては管理人の感覚では遠い出来事のように思っていると考えるのであるが、実際にどうであったかという説明がないので、ポリへドロンにおけるショッピングセンターに関しては、今のところ不自然としか評価ができない。このあたりは第2期終了時点で整合性がとれるストーリになっているのか気になった。
・新しい音楽や登場人物は基本的になし。ただ、第2期の鍵になりそうな新入生が出ていたような気はする。
・アレイはメイド服が完全に板についたらしい。
・第1期の最終回で少し触れていたが、会長代理のアステリアは、地球だけではなくポロへドロン側にも影響を及ぼすことができる人物らしい。
・鴨川を打ち出すチャレンジ精神は評価するが、これから50光年規模の宇宙に向けて進出するとなると、鴨川とはあまりにもスケールが異なりすぎてストーリが成り立たなくなりそうな気がする。このあたりどのように物語を構築するのか、分岐点にさしかかっているような気がした。
・この物語は第1期時点の登場人物の中には、明確な敵が存在していないと思っていたが、今回のOVAでそのことがより明確になったと思う。第2期では、見えない大きな敵が存在するのか、あるいは実は敵はいなかったとなるのか、そのあたりが見えてくるのかなと思う。いずれにしても、物語の構築が非常に難しい作品だなと思うが、ロボットやキャラクターなどの素材には良いものがあるので、何とかがんばって欲しいと思う。

(参考リンク)
輪廻のラグランジェ関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ

 JR8DAG/菅野 正人

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