宇宙戦艦ヤマト2199公式サイト
第3章のイベント上映が10/13より行われますが、第2章まで内容について
コメントしてみます。
(感想)
・どのように物語を再構築するかという点に関しては、製作者の
こだわりが感じられます。
・個人が能力の200%以上を出して頑張るオリジナルのような
泥臭さが本作品にはないので、雰囲気がすっきりしている感じですが、
一方で、乗組員がそれぞれ持っている能力で果たすべき役割を適切に
こなし、艦全体として大きなパフォーマンスを発揮していくという流れ
には好感が持てます。
・オリジナルで不明だった設定には、できる範囲でつじつまを合わせる
ような説明を試みていますが、どうしても説明できないものは無理を
せずに流してもいます。この辺あたりのさじ加減は難しいところ
ですが、第2章までの段階では大きな違和感を感じないので妥当な
ところかと思います。
・第3章以降もある程度期待はできそうですので、今後の展開が楽しみです。
(第2章までに判明したと思われること)
・起動ユニットである波動コアがかなり特殊な部品のようです。
従って、波動エンジンの量産化は難しそうです。
・シュルツの台詞から、ガミラスには波動砲(次元波動爆縮放射器)に
匹敵する武器はなさそうです。冥王星は確かオーストラリア大陸より
小さいと思うので波動砲を使ったら完全に破壊されそうです。
・ヤマト以前の地球艦隊は威力に低い武器で対抗していたことから、
命中率は高かったと思われ、それがヤマトにも継承されており、
ショックカノンが敵艦にほぼ命中するのだと考えられます。
・地球艦隊のビーム兵器はガミラス艦隊に通用しませんでしたが、
ミサイル等の実体弾は有効だったように見えます。それが第2話の
空母の撃墜につながっているかと思われます。ただ、地球艦隊には
実体弾の保有数が少なく、有効に使うことができなかったようにも
思えます。
・ガミラスの陽電子ビームは地球艦隊の巡洋艦以下は1発で撃沈、
キリシマは数発は耐えられるようです
・メ1号作戦で、戦力差に比べて地球艦隊がある程度粘れたのは、
ガミラス艦隊は過信状態であったこととか、アンドロイドが操縦して
いたのでビームは思ったほど命中させられなかったとか、地球艦隊の
回避行動が優れていたことなどが要因として考えられそうです。
・地球艦隊はダメージコントロールに長けているような気がします。
それがヤマトにも受け継がれているかと。
・ヤマトのショックカノンは1撃でガミラス巡洋艦までの装甲は貫通する
ようです。第2章までの装備だと、ヤマト1隻で、ガミラス艦隊10隻
程度は十分に対応ができそうです。
・航空隊の操縦技能はレベルは高そうです。このあたりは、ガミラスの
パイロットが少なく、大半はアンドロイドが操縦しているからかも
しれませんが。
・波動防壁(次元波動振幅防御壁)はガミラスになさそうです。波動防壁は
稼働時間内ならビーム兵器だけでなく、惑星間弾道弾の至近距離爆発にも
損傷がなかったので、実体弾や爆発の余波にも有効なようです。
ただ、反射衛星砲は防ぎきれなったこと、また、ガミラス艦艇の陽電子
ビームにはどこまで耐えられるかは第2章の時点では不明です。
・浮遊大陸や冥王星の着陸(着氷)の様子から、第3艦橋はかなり頑丈そうです。
・第4話で、ガミラスはアンドロイドを使っていたことから、ガミラスは意外と
人材不足なのかなという気がします。火星沖海戦以降で遊星爆弾によるロング
レンジ攻撃に切り換えたのもそのあたりが理由かなと思います。
・基地はあんまり頑丈ではないようです。基地の場所を遮蔽フィールドで
隠していることが何よりの証拠です。
(参考リンク)
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JR8DAG/菅野 正人
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