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2013年8月 8日 (木)

ハムフェア2013自作品コンテスト入賞作品がJARL WEBで発表される

 8/6(月)、ハムフェア2013自作品コンテスト入賞作品がJARL WEB
発表されました。

ハムフェア2013自作品コンテスト入賞作品

 コンテストに入賞されたみなさん、おめでとうございます。

 以下は、管理人が、上記の入賞作品のホームページの記述だけから、
作品のポイントを読み取る訓練を目的にメモ的に記載しているものです。
あくまでも、自分のために行っていることであります。

【管理人の参加状況】
 すでにブログに掲載しましたが、今年は作品を出品したものの
選外でした。規定部門デザイン賞の入賞作品を見ると、今年の
入賞の目はなかったなと思いました。というか、JR8DAG-2006AM
ように出品時から非公開のページを作成していなかった時点で、
気合いが入っていないことが明らかでしたが・・・・(すみません、
今年出品作のページはまだ作っていません)。

【全般的なこと】
JARLのホームページメールマガジン第183号(2013年8月6日号)の
 情報を元にすると、第1次審査の書類提出が28作品で、第2次審査の
 出品は26作品と解釈できるのかなと思ったら、どちらも第1次審査の
 合格作品数のようで、どちらが本当?という感じです。
・出品数は昨年の27とほぼ同数、入賞作品は9で昨年と同じようです。
 約半数の出品作品が入賞していた2005年頃に比べると、ここ2,3年は
 入賞の基準も厳しくなってきているようで、個人的には良い傾向かなと
 思います。
・少なくとも入賞作品を見る限り、選定は適切であったと思います。
 選外になった作品がどのような内容であったかわからないのは
 いつもながらに気になります(from 千反田える @氷菓 )。
・ただでさえ少なかった入賞作品に関する記述がさらに少なくなった
 ような感じで、WEBからの情報だけで説明するのは、さらに困難に
 なった気がします。

【主催者のJARL様へ】
・いろいろお願いしたいことはありますが、審査する側のJARLの体制が
 とんでもない状態のようですので、こちらでそれなりの情報収集を
 しますので、こちらなりに解釈して公表して構わないですか?という
 ことにしたいと思います。

【規定部門:無線シャック アイデア グッズ】
 アイデアの部分をどのように盛り込むかと言うところが
ポイントかなと思いましたが、その点に関しては苦戦している
ように見受けられ、アイデアだけにこだわらず、出品者の
こだわりを見せた作品が入賞しているように思います。

○最優秀賞(総務大臣表彰)
 「CW多機能TOOL」(JA1MKB・黒岩 保さん)
・技術的な高さが想像できるのみならず、CWを始めようとしている
 人にも使えそうな機能(「モールス符号の自動採点機能付き送信
 トレーナー」、「モールス符号受信トレーナー」)が最優秀賞の
 ポイントではないかと思います。
・出品者は操作性と利便性を打ち出したいようです。

○優秀賞第一席
 「いたわりクーリングファン」(JR1OAO・中島 一さん)
横浜みどりクラブの掲示板で出品者である中島さんも
 語られていますが、本来ならこのようなものがなくとも
 本体が熱くならない無線機をメーカは製作すべきと
 思います(パソコンはそのようになっている・・・はず)。
・それでもなお、こういったものは現状では便利であるし、
 温度制御を取り入れて必要なときだけファンを動作させ
 るという工夫や、ハンディ機と小型オールモード機という
 複数のバリエーションを作成したことが、入賞のポイント
 だったと思います。

○デザイン賞
 「14面体スピーカー・マイク」(JA5ILE・石川英明さん)
・見た目のインパクトがすごいです。
・無指向性とはどの程度のものなのかということと、無指向性で
 ある必要性はどこにあるのかが少し気になりました。
・「4方向8個のマイクロフォンで手を叩く音で方向を検出。」は
 何を意図した機能なのでしょうか。

【自由部門 全般】
 昨年に比べて出品者が持っていると想像される面を極めた作品が
多いような印象を受けます。

【自由部門】
○最優秀賞(総務大臣表彰)
 「屋外型プリセット式リモートアンテナチューナー」(JS6STF・青木 実さん)
・適用できる周波数範囲の広さと各バンドの切替を自動設定可能といった
 あたりの実用性を考えたところと、それを実現する技術の高さがポイント
 かと思います。
・「コイルとコンデンサーの値は電圧データで取得しコントローラーに
 表示 」あたりは、アンテナの実験における測定器的な使い方も
 できそうな感じがしますし、出品者もそのあたりを狙っているのではと
 感じました。

○優秀賞第一席
 「7MHz SSBトランシーバー」(JE1UCI・冨川寿夫さん)
・冨川さんの作品なので、すごいのだろうと思うんですが、WEBの説明だけ
 では、何がすごいのかがわかりにくいです。
・「熊本シティースタンダード」の復刻基板を使用した意図はどのような
 ものなのでしょうか(性能?再現性?、まさか懐かしいという理由では
 ないですよね?)。
・二つのDDSは、DDSそのものを開発したのか、それとも既存のDDSの
 使い方を工夫したのか見えづらいのですが、たぶん後者なのかなと
 思います。
・作品の写真がわかりづらいのが難点ですが、何となく冨川さんらしい
 雰囲気は感じました。
・これはJARLに対してのツッコミですが、自作品コンテストの募集要項には
 「4.最優秀賞を3回以上入賞された方の作品は特別参加者として
 扱うのもとして、審査の対象から除外します。
」とあります。
 冨川さんは最優秀賞を3回以上受賞されていると思いますが、
 実は10年に3回以上を審査対象とはずすということが正解だったなら、
 規約を正確に書いて欲しいです。

○優秀賞第二席
 「DFX-705 430MHz FMトランシーバー」(JG6DFK・児玉智史さん)
・まず、430MHzに取り組む人が極めて少ないことに本作品の価値が
 あると思います。
・430MHz帯を使用するRFIDに目を付けたことにより430MHzの自作が
 身近になる可能性があること、ローカル局等との近距離通信用という
 利用用途を想定して、機能を構成したことが入賞のポイントで
 あったと判断しました。

○優秀賞第三席
 「帰ってきたおやじの作った50MHz 振幅変調 送受信機」(JH2UIN・高山清司さん)
・このタイトルは個人的には嫌い(とくにおやじの部分)だけど、
 ウケは最高です。タイトルだけで入賞したのではと錯覚する
 ほどです。
・回路構成がさっぱりわからないかわりに、デザインに触れた記述が多いので
 そのあたりが入賞のポイントだろうと思います。
・「50MHz AMトランシーバー」ではなく「50MHz 振幅変調 送受信機」と
 なっているのは、単にタイトルを変えただけなのか、それとも何か
 別の理由があるからなのか気になります。

○奨励賞
 「目と耳で確かめる導通試験セット」(岡本和真さん)
・測定器が示す結果を、光と音の両方の出力で確認できる工夫をした
 ところが、本作品のポイントだろうと思います。

○奨励賞
 「DDS VFO Digital Radio」(JH1FWW・山下 薫さん)
・安価に短波ラジオを製作したことが大きなポイントと思われます。
・DDSとPICマイコンを利用したところが作品のウリかと思います。
・「短波帯が受信できる安価な通信型受信機が極めて少ない」ことが
 本作品の製作の動機と読み取れましたが、では、本作品でどの程度の
 コストダウンを図ることができたのでしょうか。そのあたりが
 気になりました。

(参考リンク)
ハムフェア2013自作品コンテスト結果: JR8DAGのメモ書きブログ
ハムフェア2013自作品コンテストの募集要項発表される: JR8DAGのメモ書きブログ

 JR8DAG/菅野 正人

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コメント

菅野さん
こんばんわ、お初です。みず爺と申します。
当局も自作品コンテストの応募して、選外となりました。オリジナルを上回る会心の作と自負しておりますが・・・・・
選外となりちょっぴり悔しい気持ちです。
http://blogs.yahoo.co.jp/mizu_ybb/folder/484972.html
これにめげずに、がんばりたいと思います。応募の勘所などいろいろ教えて下さい。
                 みず爺 JA2LDR

投稿: 水野宏幸 | 2013年8月17日 (土) 20時17分

 JA2LDR みず爺 さん、こんばんは

 ブログ管理人のJR8DAG/M.Kannoです。ホームページおよび
ブログをご覧いただきありがとうございます。

 自作品コンテストへの参加ご苦労さまでした。

>> オリジナルを上回る会心の作

 このオリジナルとはIC-736の液晶のことでしょうか?

 ということで、ブログをざっと見させていただきました。
提出された作品がどのようなものかがわかりにくかったのが
率直なところなんですが、その辺はおいといても、この作品で
はっきり説明しておくべきことは以下の2点と感じました。

(1) なぜIC-736でなければいけないのか?
→ 何か特筆すべき無線機でしたっけ?
(2) 他の機種にも応用可能な技術なのかどうか?
→ 他の人もやってみたいと思うものかどうか?

 もし、この辺を説明する必要がないのだとしたら、ものすごく
芸術性が高い(JK1BMK/青木さんのミニチュアシリーズ)とか、
誰もが真似できない高度な技術(JH2ECU/沼尻さんとかJE1UCI/冨川さん)
でないとないと入賞は厳しいように管理人は感じています。

 管理人は2003年以降の出品作品については、提出した書類を
公開していますが、他の方がどのように書類を書いているのかは
少し気になるところです。

 最後に、作品名なのですが「IC-736液晶表示の有機ELへの
代替え化」となっていますが、これだと、単に有機ELに液晶を
交換したという意味に取られかねないので、私なら「トラン
シーバーの液晶表示の便利機能の追加 - IC-736を例として -」
あたりにするかなと思います。

 それでは、今後ともよろしくお願いします。

 JR8DAG/菅野 正人

投稿: JR8DAG/M.Kanno | 2013年8月17日 (土) 22時24分

菅野さん
早速の返信、深謝申し上げます。
内容、了解しました。
オリジナルとは元々の液晶の意です。

>>(1) なぜIC-736でなければいけないのか?
>>→ 何か特筆すべき無線でしたっけ?
先ずもって、IC-736をお持ちでない方には全く理解していただけない製作記でしたね。
と言うのも、IC-736では、十中八九液晶パネルが壊れますが、サービスパーツが供給されておりません。
壊れたIC-736はPC接続で周波数表示出来ますが、多くの機能は表示出来ませんので内部回路から信号を取り出し有機ELで表示したものです。

>>(2) 他の機種にも応用可能な技術なのかどうか?
>>→ 他の人もやってみたいと思うものかどうか?
壊れたIC-736をお持ちの局からは4局ほど情報提供の依頼があり対応いたしました。

追加機能に関しては、PICのピンが余っているので何か使えないかということで、電圧計・温度計を組み込んだものです。

                  JA2LDR/水野


投稿: 水野宏幸 | 2013年8月18日 (日) 07時05分

 JA2LDR/水野さん、こんばんは

 JR8DAG/M.Kannoです。返信ありがとうございます。

 管理人が自作品コンテストの審査委員になったつもりで
コメントしてみます。

 まず、作品そのものの技術的な高さとか、作品を作るまでの
苦労はそのままとして、それをより相手に印象づけるためには
どのように説明したら良いのかという点で話します。

>> 先ずもって、IC-736をお持ちでない方には全く理解して
>>いただけない製作記でしたね。

 後述しますが、今回は、液晶を変えることの意味合いが
重要で、それが説明されていればIC-736を持っていなくても
理解できる内容であると思います。

>>IC-736では、十中八九液晶パネルが壊れますが、サービス
>>パーツが供給されておりません。

 これは、ブログをさらに読んでいくことで確認できました。
故障は確かに困るのですが、単に困った部分を直すのではなく、
液晶の故障はプラスアルファの機能を追加して便利にするための
きっかけとなったと説明すれば、審査員が感じる印象は異なる
ものと思います(JR1OAO/中島さんはそのあたりのやり方が
うまいです)。

>> 壊れたIC-736はPC接続で周波数表示出来ますが、多くの
>>機能は表示出来ませんので内部回路から信号を取り出し
>>有機ELで表示したものです。
>> 追加機能に関しては、PICのピンが余っているので何か使え
>>ないかということで、電圧計・温度計を組み込んだものです。

 となるとPC接続で表示できる機能がある無線機なら、同様の
ことが可能であることを示しても良いかなと思います。運用に
便利な追加機能を示せばメーカの新機種開発に取り入れられる
可能性もあるようなことを示しても良いのかなと感じます。

 書類をどのように書かれたかはわかりませんので、的が外れた
コメントかもしれませんが、こういったコンテストで少しでも
入賞に近づくためには、自分が取り組んでいることの発展性や
可能性についてはできるかぎり大きく示すことも重要なのではと
思います。

 よろしくお願いします。

 JR8DAG/菅野 正人

投稿: JR8DAG/M.Kanno | 2013年8月19日 (月) 23時36分

菅野さん
返信遅れすみません。孫が夏休みで遊びに来ていましたので。
コメントありがとうございます。
やっぱりOLED化の必要性をあまり説いておらず、どの様に実現したかばかりの説明文だったように思います。
              JA2LDR

投稿: 水野宏幸 | 2013年8月24日 (土) 00時34分

 JA2LDR/水野さん、こんばんは

 作品を出品する目的や目指すことは人それぞれなので、
自由で良いのですが、2006年以降は入賞作品のみ展示される
ようになってしまったので、審査員に意図を理解してもらう
にはどうしたら良いかと考えるようになったと思います。

 JR8DAG/菅野 正人

投稿: JR8DAG/M.Kanno | 2013年8月25日 (日) 01時44分

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