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2013年9月 6日 (金)

映画「風立ちぬ」

風立ちぬ 公式サイト

 可もなく不可もなく

シネマ太陽函館の平日レイトショーで鑑賞。約90名の
 シアターに30名ほどいたような気がします。
・う~ん、この作品を一言で言うなら無難という感じ。
・絵とストーリの無難さはジブリらしさを感じましたが、
 それ以上のものもないといった感じでした。結局、
 リスクを冒していない感じなので、大きな失敗もない
 かわりに、大きな成功もないように感じました。
・少しばかり話題になったたばこの件ですが、正直目立つ
 感じで、これなら少なくとも意図は?と問われても仕方
 ないと思うし、問題は管理人にはその意図がわから
 なかったことでした。
・その他にも、物語のストーリの取捨選択がはっきりして
 いないようなので、何を伝えたいのかがよくわから
 なかった感じでした。
・例えば、堀越二郎が挫折にもめげずに目的を達成することが
 ストーリの肝であったとしたら、管理人が作品を見て感じた
 のは「好きなことだった上に、この人には才能があったから
 できたこと」でした。少なくとも魔女の宅急便のキキの悲壮感に
 すら及ばなかったと思います。
・あと、現代の航空機の礎に大きく関わる人であったと思い
 ますが、それに貢献するような技術の見せ方が今ひとつ
 だったような気がします。ただ単純に新しい技術を開発した
 ことを説明しているだけで、どれだけ苦労したのか、現代に
 どのようにつながっているのかという描写はなかったように
 感じました。
「おおかみこどもの雨と雪」を見たときにも感じましたが、
 取捨選択はいろいろと難しいのだろうと改めて感じました。

 JR8DAG/菅野 正人

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