かぐや姫の物語
大仏様と楽しい仲間たち
かぐや姫の物語 公式サイト
・シネマ太陽函館のレイトショーで見てきたが、観客は9名。入場時は4名で、輪廻のラグランジェ 鴨川デイズを見たときの5名を下回るかと思ったのであった。
・絵もそれなりに特徴があって暴れが少ないので違和感はないし、ストーリも解釈が難しいところはあるが筋は通っているので、見て良かったと思っている。また、よく知られた物語にきちんと焦点をあて製作者の視点を交えてストーリを構成した点は評価できると感じた。
・パンフレットの説明のうち、特にかぐや姫が地球にきてなぜ月に帰らなければならなかったのかという点が気になって見たというところ。
・で、映画はとにかく、なぜ地球に来ることになったのかという点を焦点に見たのだが、管理人の解釈では「かぐや姫は地球に行きたいと言ってきかないので、実際に行って体験させればわかるだろう」という意図で送り込んだのではという感じなのだが、それで良かったのだろうか。
・他に、この映画のキャッチフレーズとして「姫の犯した罪と罰」というのがあるのだが、これは月でやったことなのかと思っていたのだが、作品を見る限り「罪と罰」は地球で起こした出来事だったような感じがしたのだが、これで良かったのだろうか。
・この作品を見るかぎり、月と地球(平安時代の日本人?)の間には文化というか精神性に根本的な違いがあるのだが(魔法少女まどか☆マギカの人類とキュゥべえ位の違いがあると思う)、どちらが良いとか悪いとかは述べていないような気がする。
・印象に残ったパタリロ・・・・(だ~れがが殺したクックロビン♪)。
・月からのかぐや姫を召還する場面は、どうするのかと思ったがああいうやり方にしたのは意外だったし、作中で語られた月世界のイメージとは異なるような気もした。ただ、人間側としてはどうあがいても召還を阻止することはできないことを表現するという点では、ふさわしいやり方とも思った。
JR8DAG/菅野 正人
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