【電撃文庫】エロマンガ先生(第5巻まで)
いろいろな意味で道半ば・・・
エロマンガ先生(電撃文庫)
(第4巻)
・エロマンガ先生とエロマンガ先生Gの対戦がメインだが、エロマンガ先生Gの正体は割と早い段階で判明。メインは、対決のあとの後日談であると思う。
・和泉マサムネの編集担当者である神楽坂さんの策士ぶりが印象に残ったような気がする。
(第5巻)
・第1巻から存在が示されていた和泉正宗の叔母である和泉京香が登場。
・この叔母様は山田エルフの語るとおり、わかりにくい性格で、前作の俺妹の高坂桐乃に新垣あやせ的な真面目さを加えた感じと言えば良いだろうか、和泉正宗視点で見れば、非常にやっかいな感じに見えるのだろうなと思う。
・管理人の視点で物語を眺めると、俺妹の高坂桐乃同様に自分の素直な気持ちを表現するのが難しい人なのだろうと思う。
・このあたりの主人公に視点を固定して描写する様子は、俺妹と共通するやり方のように思う。
・一方で、山田エルフ、神野めぐみと同様に、和泉京香も和泉沙霧を無理矢理に外に連れ出すことができないことを理解し、それを踏まえた対応ができるという点では、優秀であると考える。
・登場人物のうち管理人のお気に入りは山田エルフ。意思力の高さと女子力の高さは魅力的である。
・その山田エルフに対する和泉正宗の反応の鈍さもすごいものがあるが、振り向かせる難易度が高い故に、エルフはアプローチをかけ続けているのかもしれないとも感じる。つまり、簡単に振り向くような奴は相手にしないだろうと思う。
・その和泉正宗だが、俺妹の高坂京介ほど派手な行動はしてないと思うのだが、かなりの女性から好意を持たれているあたりは、ものを書くことそのものにそれなりの力があると言うことだろうか。
(関連記事リンク)
・【電撃文庫】エロマンガ先生(第3巻まで): JR8DAGのメモ書きブログ
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