【電撃文庫】新約とある魔術の禁書目録(14)
幻想殺しの向こうにあるもの
新約 とある魔術の禁書目録(14)
とある魔術の禁書目録 公式サイト
・上条当麻と上里翔流に関しては、両者の右手に宿る力がぶつかったらどうなるのかということが関心事であったが、そこに至る間にバードウェイ姉妹の件が入って、両者の対比(特に上里翔流)が描かれるという構図になっている。
・幻想殺しについては、その力の存在に関しては、存在の意義に関しては説明されているが、幻想殺しそのもの(特にその奥にあるもの)が何者であるかということに関してはまだ謎のままである。
・上里翔流の言が正しければ、理想送りという力が現出したのは最近のことで、その力に戸惑っている描写が見られるのに対して、上条当麻は気がついたときに幻想殺しがあったことから、その力に意味があるのだろうと考えているあたりが対比されているように思われる。
・上条当麻が幻想殺しの力に戸惑わないのは、生まれたときから備わっていたこともあるかと思うが、第1巻で記憶喪失になったことも関係しているのかもしれない。
・ラスボス候補の統括理事長、いろいろイレギュラーはあっても目的に向かって邁進しているようである。目的はおぼろげに明かされている感じだが、最後にめざす形がどのようなものなのかは未だに不明である。いつ見えてくるようになるのだろうか。
(関連記事リンク)
・とある魔術の禁書目録関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ
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