ヘヴィーオブジェクト(全24話)
兵器として強力無比のオブジェクト、しかし・・・
TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』公式サイト
・原作は読んでいない状態で視聴。
・実際にその現場にいれば、かなり深刻な戦場であるはずなのだか、クウェンサーやヘイヴィアは見た目には気楽やっているように見えるところが、この作品の魅力なのかもしれない。
・近未来アクションと謳ってはいるが、基本的にオブジェクトにはかなわないという固定観念ができあがるまでにかなりの期間を必要と感じるので、現在から100年以上経った世界のようにも思える(貴族制度などが復活している勢力もあるし)。
・生身でオブジェクトを破壊するきっかけになった第1話は、敵がこれまでのオブジェクト戦争の慣例を破ったことがきっかけなわけであるが、これにより第2世代オブジェクトのこれまで気がつかなかった穴を露呈することとなる。
・第2世代オブジェクトは、対オブジェクト戦では第1世代オブジェクトより優れているが、人間やオブジェクト以前の通常兵器とはあまり相手にしていないためか、そのあたりに付けいる隙があるということのようである。
・ミリンダが搭乗するベイビーマグナムは第1世代機で、万能で完成されたオブジェクトではあるが、それ故にオブジェクト同士の戦いを想定している第2世代機には劣勢を強いられることとなる。さらに、エリートと呼ばれる操縦者は専用のオブジェクトしか扱えず、他のオブジェクトに乗り換えられないあたりも、第2世代機に対して不利とわかっていても使わざるを得ない要因ともなっている。
・クウェンサーやヘイヴィアのオブジェクト破壊工作は、何となく銀河英雄伝説のヤンウェンリーのイゼルローン攻略に通じるものがあるように感じる。ただ、この手の戦法は奇策であるので、何度も使うものではないのだが、ヘヴィーオブジェクトの世界では、まだ対応策は十分に構築できていないようである。
・第16話のおほほの歌いながらの戦闘、メイド服姿のお掃除サービスのPMCの方々は印象に残った。
JR8DAG/菅野 正人
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