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2016年5月27日 (金)

ハイスクール・フリート(第6話まで)

 今起きている異常事態が意図的なものかどうかが気になる

 TVアニメ「ハイスクール・フリート」公式サイト

・当初は「はいふり」というタイトルだったらしいが、どうやら(仮)+略称だったらしく、第1話の最後に「ハイスクール・フリート」が正式タイトルと発表されて、それに伴うちょっとした混乱があったことがきっかけで、視聴することになった。このあたり、製作者側の狙いに乗っかってしまったかもしれない。
・舞台は現在の日本とは異なる平行世界だが、地盤沈下によって陸地の大半が沈んだ結果、海洋国家となり、女子高生が学校教育の一環として軍艦に乗ることになったというような初期設定はかなり無茶苦茶だが、その無茶苦茶ゆえに物語そのものは大変面白く感じるものである。
・序盤に、はいふりの世界ではこれまでにはあり得なかった異常事態が発生し、その事件をきっかけにして物語は進んでいく。
・その異常事態を招いているのはネズミに似た生物らしいことまでは判明しているが、それが単なる偶発的な事故だったのか、何らかの意図があってのことなのか、そのあたりは気になるところである。
・深刻な異常事態なのだが、女子高生っぽい日常的な出来事を絡めた物語構成ということもあって悲壮感はない感じである。
・次々と起こる出来事で死人が出てもおかしくはないのだが、死者を出さない安全確保はハードウェア、ソフトウェアともに徹底されている世界のようである。
・海軍学校の女子学生が運用する艦船は現実の第2次世界大戦時に運用されていた日本海軍の艦船がもとになっているが、30名程度の生徒で運用できるように必要な自動化はされている模様。
・運を引き寄せる艦長の岬明乃と運に恵まれない宗谷ましろはどちらに軍配が上がるのであろうか?
・第6話までを見る限り、岬明乃のほうが艦長としてはふさわしいように思われる。特に第1~3話のような異常事態においては、船の乗組員を守ることを優先した判断は適切であったと思う。
・一方、第5話の岬明乃の行動は、武蔵の艦長が幼馴染ということもあって、感情を優先させた部分があったためか、事態を1人で何とかしようとしたことが問題であったように思う。この辺りは武蔵をどうにかする必要があるかを判断し、必要と判断したらならば、たとえ危険であっても晴風の乗組員全員で対処すべきであったと思う。
・その武蔵だが、第2次世界大戦時の強力な戦艦ということもあって、暴走してしまうと外部から抑えることが容易にできないことが示されてしまったが、そのような艦船を海洋学校の実習艦にしているいきさつなどは気になるところである。
・いろいろな登場人物がいるが、妄想癖の納沙幸子、弱気な知床鈴、衛生士の鏑木美波が印象に残った。
・スタイル抜群のドイツ艦アドミラルシュペー副長のミーナ(ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク)は一人称がワシ!ワシッ娘は聞いたことがないが新ジャンルだろうか。
・全12話のようなので、物語は折り返しを迎えたところ。最後の落としどころは武蔵をどうにか抑えるあたりだろうか。

 JR8DAG/菅野 正人

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