宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第1章 嚆矢篇
波動砲の功罪
宇宙戦艦ヤマト2202 公式サイト
・横浜ブルグ13、公開初日(2/25)の午後に鑑賞。約400名のシアター1はほぼ満席だったと思う。
・宇宙戦艦ヤマト2202はさらば宇宙戦艦ヤマトあるいは宇宙戦艦ヤマト2のリメイクということであるが、ストーリは宇宙戦艦ヤマト2199よりもさらに違った流れで進みそうである。
・さらばや2との大きな違いは、ガミラスと同盟を結んでいる、ガミラスはテレザートやガトランティスをある程度知っている、地球連邦の艦隊の構成が違う、あたりかなと感じた。
・宇宙戦艦ヤマト2199と同様に、理屈のつじつまはできる限り合わせる方針のようである。
・それ故に、宇宙戦艦ヤマトの発進は前作より時間がかかりそうである。特に、謎のメッセージに関しては、単なる呼びかけではないようであり、ある程度の理屈を付けるまでにそれなりの手間がかかりそうである。
・アンドロメダは、さらばや2では不遇な扱いであったように思うが、今回は序盤で拡散波動砲で戦果を上げるあたり悪役メカの雰囲気を漂わせているように思う。
・ただ、波動砲は目前の戦果を得るための戦術兵器としてはきわめて有効であるとは思うが、地球を守るという戦略的な目的を果たすために有効かと言われると疑問点が残り、実際、そのあたりの問題点が描写されていたし、第1話の出来事が生じた要因については後の伏線になるであろうと思われる。
・なんとなく、今回のアンドロメダは、戦術的にはかなりの戦果を上げるが、最終的には波動砲を何らかの形で封じられて集中砲火を浴びる、あるいは自らのミスで轟沈と言った流れになりそうな気がする。
・その他、森雪の記憶喪失、ガトランティス兵士の件、波動砲の威力に対する地球連邦側の過信と大戦艦の騒動、アンドロメダの各種制御の自動化の有効性とその弊害あたりは、後の伏線になりそうな感じがした。
・2202で焦点になっている波動砲に関しては、その威力に過信した結果、苦しい展開を迎えるが、最終的にその苦しい状況を打破するのも波動砲であったと言うことになりそうな感じがした。
・すでにボロボロだったとはいえ、ゆうなぎの主砲が全く通じなかった大戦艦を一撃で葬り去ったヤマトの主砲はすげぇ!と思ったのであった。なにかカートリッジを装填していたようだが、新型弾頭だったのだろうか。
・そういえば、土方司令が全く姿を見せなかったが、波動砲艦隊構想の関係で、表舞台から遠ざかっているということだろうか。
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JR8DAG/菅野 正人
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