JARD基本保証を利用した自作機の変更申請(届)について(2019.05.18)
JR8DAG/M.Kannoです。
JARDの基本保証を利用して自作機の変更申請(届)を行いました。経過をブログの記事として残します。
2019年4月19日の記事にて、JARDあて基本保証の手続きを行い、保証の認定がされたことについて記載しました。
その後、北海道総合通信局あて変更申請(届)を行い、平成31年4月19日受付、令和元年5月16日付けで審査が終了しました。
申請(届)内容、経過については以下のとおりです。
(変更申請(届)内容)
・台数:1台を増設
・申請(届)した自作機:50MHz帯AM自作機(系統図のとおり)、出力0.2W、終段コレクタ変調
・申請(届)書類:変更申請(届)書の電子ファイル、添付ファイルは送信機系統図のみ
(経過)
・2019.04.14(日)
JARDあてに電子ファイルの送付(申請)
同日、基本保証料を振り込み(4,000円)
・2019.04.18(木)
電子メールにて送信機系統図について問いあわせあり
水晶の発振周波数を送信系統図に記入してくださいとのこと
・2019.04.18(木)
電子メールにて送信機系統図に水晶の発振周波数を記載して返送(下図の青字以外の部分)
・2019.04.19(金)午前
JARDより電話あり。可変水晶発振に関して使用した水晶の周波数を知りたかったとのこと。20.000MHzの水晶を使用していると回答。JARDで書類に追記しておくとの返答。
・2019.04.19(金)夕方
夕方に、保証認定が完了したとのメールあり、保証書が送られてきた。電話の件は書類に追記するような話であったが、そういったものはなく保証書のみが送られてきた。特に問題はなさそうだったので、北海道総合通信局あて電子申請にて変更申請(届)を行った。
・2019.05.16
変更申請(届)の審査終了。北海道総合通信局からの問い合わせはなし。
平成29年12月の経過措置終了後、初めてJARDあてに自作機による基本保証申請を行いましたが、送信機系統図に関する問い合わせがあったものの、スペクトラムアナライザの計測結果など追加の資料を提出する必要はありませんでした。
少なくとも50MHz、AM、出力0.2Wの自作機においては、JARD基本保証であっても平成29年以前と同様に送信機系統図のみで保証認定を受け、変更申請(届)を完了させることが可能でした。今回の申請(届)の結果、自作機でアマチュア無線の運用ができるかという点に関しては平成29年を境にして特段変わったことはないという推測で間違いないと考えています。
(関連記事リンク)
・自作機のJARD基本保証認定手続きについて(2019.04.19): JR8DAGのメモ書きブログ
・新スプリアス基準によって自作機でアマチュア無線の運用ができなくなるのか?についての考察(2016.07.31): JR8DAGのメモ書きブログ
・JR8DAG のAM & QRP ホームページ管理人のコメント(2014.10.05): JR8DAGのメモ書きブログ
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保証認定の申請時に送付した自作機の送信機系統図
(青字は今後の申請において記載しておいた方が良いと判断したもの)
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