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2019年6月16日 (日)

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

 梓川咲太への桜島麻衣の想いの強さを垣間見る

 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」 公式サイト

 札幌シネマフロンティアにて公開初日(6/15)の第1回目を観賞しました。約190名のスクリーン7に150名以上いたと思います。なお、第2回目と第3回目(ともにスクリーン7)は満席でした。

TVアニメ版で登場していた牧之原翔子に関する物語が決着。感動はしたけど、いろいろと(良い意味で)考えさせられる作品でもあったかなと思う。
牧之原翔子は何かを知っているのか、TV版での最終場面において梓川咲太の心を救うという大きな役割を果たすことになるが、別の視点で見ると恋人の桜島麻衣にとっては何もできなかったということで、そのことが劇場版でのある出来事の大きな伏線となる。
・TV版において桜島麻衣梓川咲太に対して何もできなかったことの悔しさを述べているが、この劇場版にて梓川咲太への想いの強さを体現するかのような大きな出来事が起きる。
・しかし、どちらの結末になっても、少なくともどちらかが不幸になるという展開で、そのあたりをどうにかしたいと考えて、大学生の牧之原翔子が登場すると言う流れのようであった。
・ということで、物語全体として最も焦点が当てられているのは牧之原翔子ではあるが、結果的には桜島麻衣の物語だったのかなと感じた。
・この作品では劇中での時間軸がたびたび話題となるが、時間をさかのぼるのではなく、過去の時間に存在する人が、関係する人を引き連れて未来の時間軸に連れて行くという思春期症候群ということなのかなと解釈した。
・未来の有り様を変えることができるといっても牧之原翔子の心臓に関する病はどうしようもないだろうとの双葉理央の問いかけに関しては1つの解決策が提示されるが、このあたりは、人を笑顔にするアイカツシリーズと似たようなものを感じたし、一見関係が見えないものも何らかの形で関わっていることを感じさせたエピソードであったかと思う。

(参考記事リンク)
TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(全13話): JR8DAGのメモ書きブログ

 JR8DAG/菅野 正人

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