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2019年12月 5日 (木)

銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第3章

 覆水盆に返らず

 アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式サイト

 ミッドランドスクエア シネマ(名古屋市)にて公開初日の夜の回を鑑賞しました。約140名のスクリーン1に80名以上いたと思います。

・原作2巻、石黒版26話まで終了。
・なんとなくあっさり感はあるものの、銀河英雄伝説における最大級の悲劇に関しては、そこに至る流れなどをはじめとして丁寧な描写はしていたように思う。アンネローゼがキルヒアイスを失ったラインハルトに何を語るかが気になるところであるが、ああ、そう言うのかと思ったのであった。
・例の悲劇に関しては、事の重大性にあとから気づく、後悔先に立たず、覆水盆に返らずといろいろ表現できると思うが、原作を見ているせいもあると思うがフラグが十分に立っていたように思う。
・このあたり、原作8巻で起こる別の最大級の悲劇において、ユリアンは別種の後悔をすることとなるが、仮に上映された場合にどのように描写されるかは注目したいところでもある。
・キルヒアイスの物語からの退場は少し早すぎたのではと原作者が述べていたこともあったようにも思うが、今回以外には適切な場面がなさそうな気もしている。
・石黒版に比べて2話分少ないためか登場人物にスポットをあてた部分が少なく、第2章までで感情移入できそうなのは、ラインハルト、キルヒアイス、ヤンウェンリーとそれに大きく関わっている人物くらいではないだろうか。現時点では、帝国の双璧のミッターイヤーとロイエンタールでも影が薄いように思う。
・一方でオーベルシュタインは存在感は健在である。声優の効果もあると思うが、あまりにも印象深いキャラクター故なのかもしれない。
・アルテミスの首飾り、イゼルローン要塞には及ばないと思うが、結構強力な防衛装置として描写されていたと思う。しかし、原作どおりの方法であっさり破壊。これを見る限り、イゼルローン要塞が難攻不落なのは要塞そのものの力と言うより、戦略的に重要な位置に置かれている地理的要因の方が大きいことを示している描写にも感じた。
・原作第3巻以降の上映があるのかどうかはわからないが、第3巻での大きな会戦であるイゼルローン要塞とガイエスブルグ要塞との戦いがどう描かれるかは気になるところである。

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 JR8DAG/菅野 正人

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