ゆるキャン△(Season1)(全12話)
季節限定の贅沢な楽しみ方
ゆるキャン△(Season1) 公式サイト
・原作は全く見ていない状態で、ニコニコ動画のプレミアム限定の無料公開期間(2020.12.15~2020.01.14)に試聴した。
・ヤマノススメ、放課後ていぼう日誌のような感じかと思ったが、各登場人物がそれぞれの視点でキャンプを楽しむという点が異なっており、また違った感じで楽しめた作品であった。
・Season1では11月上旬から12月末までの2か月間しか描かれていない。作品内で、この時期ならではのキャンプの楽しみ方が述べられていて、なるほどと思うと同時に、(良い意味で)贅沢な楽しみ方であると感じた。余談であるが、北海道は寒さのほかに暴風雪もあったりで冬のキャンプは無理だろうと思ったが、ワカサギ釣りやかまくらがあったりするので、(個人的にやりたくないけど)できないこともないかもしれないと思ったのであった。
・特徴的な個性を持った登場人物が組み合わせる作品は他でも良く見られるが、この作品はサークルやクラブによる全体的な活動が主体ではなく、それぞれの登場人物がそれぞれの視点でキャンプなどの野外活動を楽しむというあたりが特徴のようである。
・雰囲気的に青春ブタ野郎シリーズの双葉理央な感じの志摩リンと、陽気で人当たりのよさそうな各務原なでしこの組み合わせなどは、この手の作品の王道なのかと思う。
・志摩リンは冷静な感じに見えつつも意外に感情が表に出るあたり、各務原なでしこはいわゆるアホの子かと思いきや意外と頭が回ることやキャンプで作る料理の上手さなどが他の作品では見られなかった特徴のように感じた。
・作品世界では、新しい楽しみ方を見せつつも、それぞれが確立してきた楽しみ方は尊重している雰囲気があるのは良かったと思う。
・シーズン1は志摩リンがグループキャンプ、各務原なでしこはソロキャンプといった感じで、登場人物が今までは違う価値観を知るところで終了となったが、今年1月から始まったシーズン2ではどのように話が展開されていくのかが楽しみである。
JR8DAG/菅野 正人
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