はたらく細胞!!(全8話)
体内をめぐる攻防は続く(たぶん)
TVアニメ「はたらく細胞!!」(公式サイト)
・原作を読んでいないので不明だが、今回はアニメ化にあたっての題材が尽きたためなのか、全8話で終了。
・今回は第1期と異なり外傷系の話は第1話のたんこぶくらいで、他は感染症などのウィルスや細菌などとの戦いがメインだったように思う。
・それぞれの細胞は各々の役割しか果たせないので、どの細胞も重要性に違いはないのだが、画面に出てくるのは免疫系細胞の白血球やキラーT細胞が多く、赤血球や血小板ちゃん(かわいい)の出番は少なかったように思う。
・今回は、腸関係の話を扱ったこともあって、乳酸菌などの体内共生細菌が登場。「にゅぅ、にゅぅ」と言っていることから気が付くべきであったけど、初見では何なんだろう?と思ってしまったのであった。
・この乳酸菌、菌なので成体はウイルスに比べて大きいのは間違いないはずだが、それにしても画面で描かれていたでかさには正直驚いた。
・今回は、最後のがん細胞の件の含めて乳酸菌が関わる話であったが、インフルエンザによる腹痛の話におけるサイトカインを黒歴史として説明したあたりは面白かった。
・第1期では、途中出場途中退場のがん細胞は第2期では最後に登場。常に変化を繰り返す性質と、その性質を利用してグレードアップを果たしたことから最終場面での登場になったのかと思う。
・最後は、緊迫感のある展開となり、劣勢に追い込まれた免疫細胞たちの局面を変えたのがメモリーT細胞のパーフォリンキャノンパンチ。最後は乳酸菌の働きもあって戦いは収束したが、ある意味無茶苦茶な力業が解決の糸口になるとは思ってもいなかった。
・ただ、がん細胞は体の中で常に生じているものであるので、この手の戦いには終わりがないように思われる。続編が放送されれば新たながん細胞との戦いが描かれることになるだろう。
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・はたらく細胞(全13話): JR8DAGのメモ書きブログ
JR8DAG/菅野 正人
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