アイドールズ!(全10話)
謎の置物と古参の3人
アイドールズ公式サイト
このアニメを見るきっかけは、ニコニコ生放送「こんな時こそお家で薪燃え -薪燃え24時間生放送2020-」にアイドールズの担当声優が出ていたことでした。
・番組の概要は「空席祭りなアイドルがキャパ100人のライブハウス「ほいほいホール」を満席するために奮闘する、10日間の熱くてゆるい物語である」で、謎の置物とか、物語の細部に微妙なところがあったものの、おおむね概要どおりの内容であったと思う。
・どうやら、このアニメ自体はアイドールズという声優ユニットを売り込むプロモーションの1つであったようで、このあたりラピスリライツとかプリティシリーズなどと共通しているように思えた。
・アニメ第1話時点のアイドールズはライブをやっても古参の3人しか来ない空席祭りアイドルユニットらしいのだが、オープニングの映像を見ている限りそんな感じには見えないなと思っていたら、どうやらオープニングは最終話終了後のライブの模様ということだったらしく、話をうまく作っているなと思ったのであった。
・奮闘する10日間を1日1話で構成していて、登場人物のやっていたことは確かにゆるかったけど、展開は怒涛であったかなと・・・。特に、世知辛い~サルバトーレ玉井~なすフィレアイドル~記者会見あたりの流れは、現実にはあり得ないようなスピード展開だったと思うし、その後の第9話と最終話にかけての展開はさらに怒涛だったと思う。
・第1話に登場してから謎だった置物はアイドールズを始めとしたこれからのアイドルを見守る役目だったようだし、おそらく空席祭りのアイドルユニットを3年間見続けてきたであろう古参の3人も、最終話に向けて大きな役割を果たしたのだろうと考えると、唐突に見える部分はあっても話の筋は通っているようには思えた。
・アイドールズ!のメンバー構成としては、かわいい系、元気系、幼女系、かっこいい系といったところで王道的な組み合わせとも感じた。
・第1話の行動を起こすきっかけ、世知辛いから生じたブレークのきっかけと落とし穴、自分たちの存在意義の再考察など、全10話80分の短い放映時間ながらもいろいろな要素が盛り込まれていたように思う。
・アイドールズの特典CDとして世知辛いを考えていたようだけど、このアニメで展開されていたコントの(ようなもの)の方が特典にふさわしいように思った。ただ、アニメ自体は円盤として販売されるみたいだけど・・・。
JR8DAG/菅野 正人
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