アイカツプラネット!(全25話終了)
登場人物と世界観の紹介で終わってしまった印象
アイカツプラネット! 公式サイト
・前回の投稿記事で、10話くらいまで作品の世界観と登場人物の説明に大きな労力が割かれていて、物語の構成はこれからというようなことを書いたが、15話あたりから話が急に展開したように思っていたら、20話あたりで全25話と判明して、あれ?というのが率直な感想である。
・全25話としての物語はまとまってはいたし、2クールは短いわけではないけど、主要人物が8名いる中では、物語に深みをつけることがかなわず、作品世界の紹介に終わってしまったように思った。
・話の展開方向としては、ハナ(音羽舞桜)が目指す方向、ハナとシオリ(本谷 栞)の物語、ローズ(陽明咲)とキューピット(月城愛弓)とのライバル関係の進展、ドレシアの謎など、さまざまなものが思い浮かぶが、今のところ続編などはないようである。
・登場人物の(良い意味での)ぶっ飛び度はこれまでのアイカツシリーズと同様であったが、それぞれの登場人物が持つこだわりのようなものはあっても時間の都合上あまり出せなかったようにも感じた。陽明咲は確かに能力は高かったけど、神崎美月、S4、ラブミーティアとは違い、魔王のごとく君臨するという感じではなかったように思う。
・と、ここで終わったのはもったいないなと思いつつ、作品を見ると、実写とアニメのハイブリッドは製作が大変そうであり、特に非人間的な動きが困難な実写に関しては表現方法が非常に難しいように感じた。おそらく、製作陣もそのあたりのことはわかった上で、新しい試みという意味でも製作したということなのかなと思う。
・ということで、この作品に関しては、書くことが少なくなったしまったが、アイカツシリーズの今後の展開と言う意味では、いろいろと意味のある作品ではあったように思うし、さらに楽しいものにつながっていけば良いと思う。
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・アイカツ! シリーズ 関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ
JR8DAG/菅野 正人
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