【コメント】6m(50MHz) AMの運用周波数について(2018.11.13)(ニコニコ動画ブロマガ記事より)
※ この記事は2021年10月7日で廃止予定のニコニコ動画のユーザブロマガに投稿した記事を移行したものです。
JR8DAG/M.Kannoです。
6m QRP AM トランシーバー(JR8DAG-6AM)(2018.11.11)でいただいたコメント「当時自作6mAMならやはりこの周波数だったんでしょうか」について、管理人のわかる範囲で以下のとおり記載します。
・1970年代後半にJH1FCZ局から「RS-501」の記事が発表されました。送信周波数1波の50MHz AM送信機でしたが、その周波数は50.490MHz(50MHz CQ)でした。
・その後、SSB運用との棲み分けなども考慮してAMの運用周波数は50.500~50.700MHzを中心に行われるようになったと思います(現在もほぼ同じです)。
・その際に、50.620MHzの水晶が市販されていた(あるいは誰かが作ったかもしれません)らしく、送信周波数が固定の50MHz AM送信機(FCZ研究所のポケトラなど)はこの周波数を使うようになり、特に小電力(1W以下)の自作機が多かったことから、この周波数をQRP用の運用周波数と使うという紳士協定のようなものができたように思います。
・その他、ミズホ通信がキットとして販売していたQP-50の周波数は50.600MHzでした。
・サトー電気では50.500MHz、50.550MHz、50.620MHzの水晶が入手可能です。
・NPO法人ラジオ少年では50.600MHz他の水晶が入手可能です。
・2021年現在、50MHz AMは50.500~50.700MHz(混雑時は50.900MHzまで)で運用が行われています。
よろしくお願いします。
JR8DAG/M.Kanno ← クリックお願いします
にほんブログ村 のランキングに参加しています
※ 初出:【コメント】6m(50MHz) AMの運用周波数について(ニコニコ動画ユーザーブロマガ, 2018年11月13日投稿)
記事移行にあたり加筆訂正しています。
| 固定リンク
« 【動画作成の考え方】トランジスタ3個でトランシーバーを作ることはできるのか? (2016.08.11)(ニコニコ動画ブロマガ記事より) | トップページ | 【アマチュア無線用語解説】ビーコンとは?(2021.01.23)(ニコニコ動画ブロマガ記事より) »
コメント