劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
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札幌シネマフロンティアにて公開初日(10/8)の第1回目を観賞しました。約260名のスクリーン9に80~100名だったと思います。
○劇場短編マクロスF ~時の迷宮~
早乙女アルトの行方の手がかり
上映時間は約15分。早乙女アルトとシェリルノームがどうなったかといったことはあるが、マクロスFシリーズは「劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」をもって、ある程度完結された物語であったと思う。アルトやシェリルに関しては観ていた者に想像する余地を残しておいても良いのでは?という気持ちも管理人にはあるし、同じように思っている人がそれなりにいるだろうと考えると、あのような感じになるのもわかるような気がするし、それで良かったのではと思った。少し大人びた感じに描かれていたランカ・リーが見られたことが良かった。
○劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
思っていたよりテーマが重い物語であった
・物語としては完全新作。劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレの続きの話である。
・歌を軸に据えた軽い物語にするのかと思ったら、物語もテーマも意外に重たかったというか、違った特徴を持つ者たちのコミュニケーションの有り様という難しいテーマに触れていたように思う。ウィンダミア人は地球人類などと比べて寿命が半分以下の約30年となっているようであるが、その違いがもたらすものが物語の根底に流れているようであった。
・マクロスシリーズの特徴の1つである三角関係については、劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレでフレイアとハヤテという組み合わせで決着がついていて、その2人の関係がどのようになっていくのかという感じであったと思う。
・劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレまでは、物語が動かしていたのは主にフレイアだったと思ったが、今回の作品では、どちらかというとハヤテの方が物語を動かす役目を担っていたように感じた。
・予告から示されていたミラージュの祖父であるマクシミリアン・ジーナスは予想に反して今回の物語に大きく関わる形で、エキセドル・フォルモと共に登場。どうやら、マクロスシリーズも再任用の時代になったようである。
・マクロスΔシリーズでの一つの鍵となっていて、かつ、今回の戦いの大きな要因でもあるレディ・Mの正体が明かされた。勘の良い人は正体が予測できていたと思うが、管理人は正体に関してあまり気にはしていなかったこともあるけど、予想できていなかったのが正直なところである。
・ワルキューレと対をなすYami_Q_ray(ヤミキューレ)の歌は確かに独特のものがあり、印象に残ったのは間違いなかった。あと、存在を隠す必要は全くなかったようで、開始早々に登場してきた。
・作品のキャッチフレーズの1つに、銀河争奪歌合戦とあったけど、物語のテーマが思ったより重くてそれどころではないという感じであった。
・マクロスFあたりから、新統合軍に関わる組織を原因として発生している戦いが多くなった感じがするが、特に、今作品は外的要因はほぼなく新統合軍に所属していた者によるテロであったこともあまり予想していないことではあった。
・最終盤のフレイアの歌にかける情熱(熱量?)は、マクロスF劇場版での最終盤のシェリルノームと重なるものがあり、確かに感動はするし、本人も本懐であろうとは思うけど、別の方法はなかったのかなという気もちょっとだけするのであった。もっとも、そう思う気持ちを思い起こさせることもマクロスシリーズなのだということかもしれないけど。
(関連記事リンク)
・マクロスΔ(全26話終了): JR8DAGのメモ書きブログ
・マクロスΔ(第19話まで): JR8DAGのメモ書きブログ
・劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~: JR8DAGのメモ書きブログ
・劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~: JR8DAGのメモ書きブログ
JR8DAG/菅野 正人
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