【電撃文庫】俺の妹がこんなに可愛いわけがない(17) 加奈子if
このルートで知ることができる来栖加奈子の別の面
・【電撃文庫】俺の妹がこんなに可愛いわけがない 原作公式サイト
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない(17) 加奈子if
・この加奈子ifは、あやせifから分岐しているらしく、あやせifや黒猫ifは2巻に対して1巻で物語が完結している。
・本編(桐乃ルート)、あやせif、黒猫ifに続く4つ目のストーリーであったが、これまでの3つとはまた違った展開を見せていたように思えた。
・この俺妹の物語で桐乃ルート以外で一番可能性があったのは来栖加奈子だったのでは?、と書いたことがあったが、この加奈子ifがゲームのシナリオとして存在するのは、同じような見立てをしている人が多かったからではという気がする。
・管理人が加奈子ifがもっともあり得るのではと考えた理由は、彼女は関わっている女性たちの中で唯一、桐乃の意向を気にしていなかったことだったが、この物語で描かれる来栖加奈子は、人に対する対応に関してはそれなりの悩みは抱えており、臆病になっている側面が見られたのは意外だったし、このルートの物語が書かれなければ知ることはできなかったように思った。
・京介との結婚後の加奈子は、京介とつきあいだしたころの破天荒なところは影を潜めているけど、加奈子本人としては性格が変わったわけではなく、そうありたいと思っていた方向性なのかなという気がした。なんだかんだで、田村麻奈美に特訓をお願いしたこと、いろいろ思いつつも特訓を続けた意思力や行動力はすごいものがあったと思う。
・このルートも最後の魔王は桐乃ではあるものの、その前に、同じような魔王が立ちはだかっており、その魔王をどうにかしたことで、桐乃という魔王も乗り越えたようであった。
・このルートの田村麻奈美は、あやせifとも違っていて、麻奈美は加奈子を具体的に支援をするという立場であったと思う。加奈子からするとなぜ?と思うような事もあったのだろうけど、田村麻奈美は自分は高坂京介とはうまく行かないということを予想していて、京介にとってよりふさわしい人物がいれば、その人物に託すという考え方だったのだろうと思われた。田村麻奈美は、これまでのルートでは消極性が目立っていたように思えたが、実はそうでもないしたたかな面があったのかなと、この加奈子ifで改めて認識することになった登場人物であった。
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JR8DAG/菅野 正人
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