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2022年4月28日 (木)

ThinkPad L13 Yoga Gen 2(2022.04.28)

 2022年4月14日、主に使用するPCをThinkPad X1 Tablet(2017)からThinkPad L13 Yoga Gen 2に更新しました。

 ThinkPad L13 Yoga Gen 2

1.主な仕様
 製品名:Lenovo社ThinkPad L13 YOGA Gen2(20VKCTO1WW,直販カスタマイズモデル)
 CPU:Intel Core i7-1165G7
 メモリ:16GB
 SSD:512GB
 GPU:Intel Iris Xe Graphics(CPU内蔵)
 OS:Windws 11 Home 64bit
 購入価格:約17万2千円(税込)

2.購入の動機
 2018年1月より、ThinkPad X1 Tablet(2017)(20JBCTO1WWJAJP2)(Intel Core i5-7Y54、MEM:8GB、SSD:512GB、OS:Windws 10 Home 64bit)を使用してきましたが、WEB閲覧、OFFICE、ホームページビルダーなどの使用では問題なかったのですが、動画編集などを行う際にCPUパワーが足りなさを感じることが多くなったこともあり、機種を更新することを考えました。

3.機種選択にあたり
 機種選択にあたっての考えたことなどのいきさつは以下のとおりです。

・曲がりなりにもイラスト作成ソフト(CLIP STUDIO PAINT)を使うので、ペンが使える2in1またはTabletモードとなるノートPC
・機種はX1 Tabletと大きく変わらない大きさを念頭にThinkPadシリーズを軸に検討
・X1 Tabletを4年間使用した感じでは、次機種はタブレットよりもノートパソコンとしての使い勝手を重視したいと考えたため、ThinkPad Yogaシリーズを第1候補として検討
・ということで、X1 Tabletの後継機という雰囲気のThinkPad X12 Detachableは価格的な折り合いがつかなったこともあり選定から外れることとなった。
・ThinkPad X1シリーズの2in1はThinkPad X1 Yoga Gen 6ThinkPad X1 Titaniumなどがあるが、いずれの20万円を超える価格との折り合いがつかないため検討から外れた。
・そのほか、10万円以下で購入可能な(Window11にアップグレード可能な)Intel第8世代あたりの中古も考えたが、現在の第11世代を見ると、第8世代のノートPCだと1~2年で次の更新を迫られるだろうと思ったことと、そもそもの中古がほとんどなかったので、第11世代の新規購入に傾く。
・このあたりは、昨年6月にThinkPad Yoga 370(corei5-7300U)の中古を約4万円で購入して、使い勝手を確認していたこともあった。X1 TabletのCore i5-7Y54より確かに速いものの、主力ノートとしての使用に耐えるのは1,2年程度ではと感じた。
・上記のとおりいろいろと考えつつ、LENOVOのホームページを見ていると、今年の1月にThinkPad L13 Yoga Gen 2があることに気がついた。ざっと調べるとLシリーズはコストを抑えたビジネス向けスタンダードノートと言うことらしい。
ThinkPad L13 Yoga Gen 2の仕様を確認すると、たしかにXシリーズにに比べて、大きさや重量が大きく機能も削られていたりするが、中古で購入したThinkPad Yoga 370と比べると、大きさや重量はほとんど変わらずに、CPU,SSD,メモリなどが最新に近いものに変わっているという感じであった。どうやらXシリーズで取り入れた最新技術は2世代あとくらいのLシリーズに移植されるという感じらしい。
・2022年3月時点で販売されているThinkPad X13 Yoga Gen 1は、ThinkPad L13 Yoga Gen 2とほぼ同価格で、L13より軽量であることは魅力であるが、代わりにCPUが第10世代である点が考慮すべきポイントであった。
・Intel第10世代と第11世代の違いは、処理速度もあるが、グラフィック性能が大きく異なっていることを考えると、CPUは第11世代を選択する方が良いと考えた。
・以上のことを考えて、Xシリーズよりは大きさや重量は大きいが、ThinkPad Yoga 370とほぼ同じ大きさ重量で、Xシリーズと同様の処理能力があって、20万円以下の価格で購入できるということで、2022年2月下旬にThinkPad L13 Yoga Gen 2の購入を決断した。
ThinkPad L13 Yoga Gen 2 について、レビュー記事があるかどうかgoogleで検索した限りでは、少なくとも日本においては実機を使用したと思われるレビュー記事を見つけられなかった。過去の記事であるが、ThinkPad Yoga 370については実機レビューがあったので、L13 Yogaも同様に使えるであろうと考えた。

4.使用感など
・注文は2022年2月22日、到着は2022年4月14日、納期は2ヶ月以上のところ、2ヶ月弱で到着。
・SSD 512GBはC:220GB、D:254GBに分割。X1 Tabletで使用していた512GB MicroSDカードはそのまま移動。近年のThinkPadシリーズはMicroSDカードを非搭載としているが、L13 Yoga Gen2には、まだMicroSDカードスロットが残っていたことが購入のポイントとなっている。MicroSDカードが使えない場合、SSDは最低1TB欲しいところだが、現時点では5万円ほど価格が高くなるため、転送速度は遅いけどMicroSDカードスロットは残して欲しいところである。MicroSDカードスロット搭載しないのなら、USB-Aを1つ増やして欲しいところである。
・外観はThinkPad Yoga 370とほぼ同じ感じでインターフェースが少し違うという感じである。質感は、Xシリーズに比べて落ちるとは思うが、Xシリーズを知らない分には特に気にならないというところである。
・ソフトウェアのインストールやX1 Tabletからの設定とデータ移行は2,3日かかると思っていたが、なんとか丸1日でほぼ終了。毎度のことであるが、Outloookとホームページビルダーの移行が面倒であった。
・処理速度に関しては、Officeソフトなどは個々の処理が格段に速くなったという感じではないが、複数の処理を行っても速度は落ちなくなった感じではあり、その点でCPU速度向上の恩恵は受けているようである。また、Filmora 11のエクスポート処理は明らかに速くなった。
・一方、パワーポイントの動画エクスポートは、X1 Tabletの半分以下の時間になり速さは体感できたが、それでもデスクトップPC(Core I7-8700, メモリ16GB, SSD 1TB)の倍以上の時間がかかるようで、このあたりは少し予想外であった。
CLIP STUDIO PAINTは少し使った程度だが、X1 Tabletと比べると、タッチ操作が邪魔することが多い感じで、現時点ではまだ調整が必要な感じであるが、X1 Tabletと同じような感覚で使えるようになるだろうと思っている。
・ディスプレーの解像度は1,920×1,080dotで、リボンインターフェースを多用しているOFFICEだとX1 Tabletに比べて明らかに縦方向が狭いと感じてしまったのは予想外であった。同じ解像度のYoga 370では問題ないと感じていたが、Yoga 370ではOFFICEソフトをほとんど使っていなかったので気がつかなかったというところである。X1 Yoga Gen6で縦方向の解像度が1,200dotに変更されたのは、こういうことなのかと納得した点でもあった。L13 YOGAは相対的に横方向の解像度が大きいので、その辺を考慮した使い方を考えると良いと思っているが、慣れるまで少し時間がかかりそうである。

4.おわりに
 処理速度に関して思ったより速くならなかった部分があったことと、縦方向の解像度がX1 Tabletに比べて明らかに狭く慣れるのに時間がかかりそうであることを除けば、全般的な処理速度が向上してX1 Tabletと同等以上に使い勝手も良くなったことから、購入には満足しています。CPUやOSなどPCの環境がどのように変わっていくか不透明な部分はありますが、なんとか4~5年は使い続けられれば良いなと思っています。

 JR8DAG/菅野 正人

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Tp_l13yoga0001
 購入した ThinkPad L13 Yoga Gen 2

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