劇場版からかい上手の高木さん
高木さんと西方くんの関係が進展する大きなきっかけとなった出来事
劇場版からかい上手の高木さん 公式サイト
札幌シネマフロンティアにて公開初日(6/10)の午後、第3回目を見ました。約260名のスクリーン3に40~50名、若い人(40歳くらいまで)が多かったと思います。
・大まかな感想は「良い話だったな」というところで、高木さんと西方くんの関係を大きく進展させた物語が丁寧に描かれていた印象だったし、三人娘をはじめとした他の登場人物についても、これまでのTVシリーズと同様に表現できていたと思う。
・高木さんと西方くんに関しては最終的に向かう方向がある程度決まっていて、その方向に向かうことになった物語をどう描くかが焦点と思うが、キーワードとして紹介されていた猫がどう関わるのかが大きなポイントである。
・TVシリーズの1期は未視聴だが、2期と3期を見る限り、高木さんに転がされまくっている西方くんであるが、じゃあ、高木さんが思い描いているであろうものが得られているのかと言えば、(西方くんの精神的な成長が追いついていないこともあり)からかい続けることで西方くんをつなぎ止めている状況ともいえる。
・2人の関係を進展させるには、西方君が素直に高木さんの想いに気が付き、自分に対して素直になること、と書いたことがあって、最終的には実際にそうなるのだが、じゃあ、西方くんを素直にさせるのはどうすれば良いのかというところで、高木さんを動かすことでにどうにかするという方法は予想できなかったし、すごいなと思ったところである。
・現時点の西方くんはいろいろ考えすぎていて素直になれないという状況(実は高木さんも似たような感じだったりする)なので、そんな余計なことを考えることができない状況に置くための猫の件という感じである。
・で、その猫の件の最後については、もうひとひねり欲しかったけど、そうなるとその後の話につながらないので、ああいう感じにした製作者の意図は理解できると言ったところである。
・エンディングテーマ終了後のエピローグは3分ほどだったと思うが、劇中で放置されたように見えた伏線が確認するだけで2つは回収されていた。そして、その他にもいろいろなものが詰まっていたように思う。
【関連記事リンク】
・からかい上手の高木さん3(全12話): JR8DAGのメモ書きブログ
・からかい上手の高木さん②(全12話): JR8DAGのメモ書きブログ
JR8DAG/菅野 正人
にほんブログ村
来場者特典「からかい上手の高木さん “映画”巻」表紙
| 固定リンク
コメント