【アマチュア無線】自作機のJARD基本保証認定手続きについて(2022.09.15)
JR8DAG/M.Kannoです。
2022年9月12日(月)、西無線 NTS601 および430MHz QRP FM トランシーバー(JR8DAG-70FM2018)の2台の無線機についてJARDあて基本保証の手続きを行い、同年9月15日(木)で保証の認定がされました。
申請内容、経過については以下のとおりです。
◎変更申請(届)内容
○台数
2台(自作機2台)
○申請(届)した自作機の概要
(1)西無線NTS601(自作機として申請)
50MHz帯、AM(A3E)(下の図①NTS601系統図のとおり)、変調方式:その他振幅変調(終段ドレイン変調)、終段管:2SK4037、電圧:6V、出力:0.5W
(2)430MHz QRP FM トランシーバー(JR8DAG-70FM2018)(自作機として申請)
430MHz帯、FM(F3E)(下の図②JR8DAG-70FM2018系統図のとおり)、変調方式:その他周波数変調(可変リアクタンス変調)、終段管:2SC3019、電圧:10V、出力0.2W
○申請(届)書類:変更申請(届)書の電子ファイル、添付ファイルは送信機系統図のみ
○その他:JR8DAG-70FM2018は過去にTSS経由で保証認定を受け新スプリアス基準での免許を受けている無線設備であるが、今回、JARDの保証認定を完了できるかどうかなどの確認を行うために保証認定の手続きを行ったものである。
(経過)
・2022.09.12(月)
JARDあてに電子ファイルの送付(申請)
同日、基本保証料を振り込み(5,100円)
・2022.09.15(木)19:30頃
保証認定が完了したとのメールあり、保証書が送付されてきた。
・2022.09.15(木) 20:00頃
北海道総合通信局あて電子申請にて変更申請(届)を行う。
今回はJARDから申請書に関する補正依頼などはなく、送付した書類で保証認定が完了しました。2020年3月の変更申請(届)などと同様、スペクトラムアナライザの計測結果など追加の資料を提出する必要はありませんでした。
今回の結果、2019年の50MHz、AM、出力0.2Wの自作機、2020年の50MHz、DSB、出力0.05W、今回の430MHz、FM、0.2Wの自作機について、JARD基本保証を利用して平成29年以前と同様に送信機系統図のみで保証認定を受けることができました。自作機でアマチュア無線の運用ができるかという点に関しては、2022年9月現在においても平成29年を境にして特段変わったことはないという推測で間違いないと考えています。
(関連記事リンク)
・自作機のJARD基本保証認定手続きについて(2020.03.28): JR8DAGのメモ書きブログ
・JARD基本保証を利用した自作機の変更申請(届)について(2019.05.18): JR8DAGのメモ書きブログ
・自作機のJARD基本保証認定手続きについて(2019.04.19): JR8DAGのメモ書きブログ
・新スプリアス基準によって自作機でアマチュア無線の運用ができなくなるのか?についての考察(2016.07.31): JR8DAGのメモ書きブログ
・JR8DAG のAM & QRP ホームページ管理人のコメント(2014.10.05): JR8DAGのメモ書きブログ(自作機でアマチュア無線の運用が可能かどうかについてコメントしています)
JR8DAG/菅野 正人
← クリックお願いします
にほんブログ村 のランキングに参加しています
①申請に使用した西無線 NTS601の送信機系統図
②申請に使用したJR8DAG-70FM2018の送信機系統図
| 固定リンク
« JR8DAGのQRP運用に関する記録のページを更新しました(2022.09.13) | トップページ | 木製ケースのマイクコンプレッサ・スタンバイピー内蔵ハンドマイク(STBYP-HDMC2022W)のページを更新(2022.09.16) »
コメント