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2022年10月 7日 (金)

銀河英雄伝説 Die Neue These 4thシーズン「策謀」第一章

 自由惑星同盟の衰退とフェザーンの暗躍

 アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式サイト

 札幌シネマフロンティアにて公開初日(9/30)の18:45の回で見ました。約110名のスクリーン4に40~50名、思ったより女性が多かったように感じました。

・4thシーズンは、原作第3巻要塞対要塞の最終盤からスタート。要塞戦は37話の前半で終わらせるのかと思っていたが、1話分まるまると使ったようである。
・要塞対要塞の最終盤は石黒版ではあっさりと終わった感じだが、DNT版では対応は同じではあっても効果を上げるのは意外と大変で、結果は紙一重に近かったかと思う。
・そのほか、この戦いで帝国軍は8割以上の戦力を損失しているが、その要因が石黒版と異なっているようである。DNT版ではどうやらガイエスブルグ要塞を突入させる際に味方のさらなる損失を防ぐ対策をとっていたからと思う。あと、戦いに参加した艦艇数が4thシーズンから原作や石黒版の約2倍になったような気がしたが、何か基準が変わったのだろうか?
・銀河英雄伝説において、一見派手に見える要塞対要塞の戦いは今回限りであったが、なぜ今回だけだったかは原作も石黒版もともに明確な理由がわからない感じであったが、DNT版でうまく補完していたように思う。今回のDNT版を見る限り、イゼルローン要塞を占拠しようとすると要塞は役に立たないし、要塞を破壊するためだけに同規模の要塞を新たに作る気にはなれないことが明確にわかるような戦闘描写だったと感じた。
・要塞戦のあとは、落ち着く間もなくというか、帝国軍と同盟軍の天秤に変化が生じたと感じたフェザーンが暗躍を始めるわけであるが、このあたりを帝国軍がどう利用するかがこの4thシーズンの大きな柱となると思われる。
・2ndシーズンまでは話が淡々と進んでいた印象のDNT版は、登場人物にスポットが当てられ始めた3thシーズンあたりから物語の深みが出てきたように感じたが、4thシーズンも引き続きヒルデガルド・フォン・マリーンドルフをはじめとして登場人物にスポットを当てることで物語に深みを与えるようにしているようである。
・原作第3巻最終盤から始まった4thシーズンで原作第4巻を終わらせるとすると、ランテマリオ会戦あたりまでを描くということになるのかと思う。石黒版で描き切れなかった部分を補完する形でどのように描かれるのか注目して見たいところである。

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 JR8DAG/菅野 正人

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