銀河英雄伝説 Die Neue These 4thシーズン「策謀」第三章
意外とあっさり
アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式サイト
札幌シネマフロンティアにて公開初日(11/25)の21:15の回で見ました。約160名のスクリーン1に20~30名だったと思います。
・3rdシーズンでは原作3巻の途中で終わった感じであったが、4thシーズンは原作4巻の最後まで進んだし、ちょうど区切りの良いところで終わったこともあって、5thシーズンの予告はなかった。
・帝国軍がフェザーンを滞りなく占領できた要因としてニコラス・ボルテックを取り込んだというのがあったが、ニコラス・ボルテックが裏切ることの動機は良いとして、それをルビンスキーが察知できなかったのだろうかという疑問がずっとあったが、その辺はこのDNT版でも詳しく説明されていなかったような気がした。
・もう1つ、ルパート・ケッセルリンクはドミニク・サン・ピエールのことを予期できなかったが、このあたりもDNT版では特に補完するような描写はなかったように思う。このあたりは補完するほどのことではなかったのか、あるいは(そういうことを察知できないような人物には思えなかったけど)察知できない程度の人物であったという解釈なのかと思う。
・ロインタールの陽動作戦(イゼルローン要塞戦)は、最初の白兵戦の描写は良かったけど、その後はいろいろと戦闘もろもろがあったと思うけど、映像での描写はほとんどなくて、援軍を要請するまでがなんかあっさりしていた印象だった。DNT版制作陣は、このあたりは描写しなくても分かりますよね?、ということなのかもしれないと思った。
・で、援軍として出発したミッターマイヤーは、イゼルローン回廊ではなくフェザーン回廊に向かうわけだが、このあたりは一部の人(艦隊司令以上?)しか知らず、艦隊が向かう進路の違和感に兵士たちが気がつき始めた段階でミッターマイヤーが演説するが、兵士を上手く動かせるのとか、通信を傍受されるのではとか、いろいろ懸念材料があると思うけど、このあたりをどう解決したのかという点についてはDNT版の制作陣でも見つけられなかったらしい。結局のところ、フェザーンも自由惑星同盟もフェザーン回廊に帝国軍は来ないという思い込みが強かったということで十分だと判断しているということなのかもしれない。
・で、そのフェザーン侵攻であるが、疾風ウォルフといわれるミッターマイヤーの迅速な傭兵のせいもあって、これも割とあっさりと占領が完了したという描写であった。用意周到な準備(戦略)が重要で、それさえできれば事は簡単に終わる、を表現していたとは思うけど、イゼルローン要塞戦の件と併せて、もう少し描写があっても良いのではと感じた。
・5hシーズンがあるのかは現時点で不明だが、5thシーズンが原作5巻を描くとするなら、前半の山場ということもあるので、製作にそれなりの時間をかけるのかなと言う気がするが、気長に待ちたいと思う。
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JR8DAG/菅野 正人
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