【電撃文庫】創約とある魔術の禁書目録(7)
ボタンの掛け違いのようなもの?
創約とある魔術の禁書目録(7):電撃文庫公式サイト
・これまで神の右席とか、魔神とか、コロンゾンとか、強大すぎる力を持つものが登場してきたが、これまでに登場したこれらの人物は何かを成し遂げるために力を振るうという感じであったが、同様の強大すぎる力を持っている橋架結社のアリスは何をしたいがための力なのかが分からない点がこれまでと異なるところである。
・ということで、周辺の(それなりに強大な力を持つ)取り巻きはアリスを恐れるし、そのアリスにかかわった上条当麻が巻き込まれるということにつながっているわけだが、最後は、アレイスターがかかわった事によるボタンの掛け違いのようなものもあって、創約第8巻へ・・・。
・「助けたいともう理由はあとから見つければ良い」、「最終的に殺せば済むという解決策をとりたくない」という、幻想殺しとは別の面で特異な精神性が前面に示されていたようにも思う。
・アリスとしては、上条当麻をいなかったことにすることはたやすいことであろう。しかし、それで本人が満足できるかどうかは別の話でもあろう。新約のオティヌス編でも同様のことがあったように思うが、上条当麻のどのような状況であろうと物事を貫こうと考える精神性が、ごちゃごちゃになってしまった展開の解決に向けた大きな鍵になのだろうと推測されるが、果たして?
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JR8DAG/菅野 正人
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