機動戦士ガンダム水星の魔女2ndシーズン(13話~24話)
最適な答えなんてないけれど・・・
機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト
・第1シーズンは見ておらず、第2シーズン直前のダイジェストのみをみて視聴した。
・第1シーズンから見ている人の話によると、3話くらいまでは学園ものドラマのイメージだったらしいけど、そのあたりを見ていないので、とにかく怒濤の展開しかなかったという印象だった。
・あと、ダイジェストでは、グエル・ジェタークの人となりの変わりようや、エラン・ケレス(強化人士4号)については、あまり理解できていない状態であった。特に後者は最後の話に関わるので、第1シーズンを見ると第2シーズンの印象も大きく変わるのかなとも思う。
・ただ、第1シーンのダイジェストで不穏な空気のようなものがあることは示唆されていたので、何か解決すべきことがあるのだろうとは想像はできた。
・物語としては、プロスペラ・マーキュリーの件を軸にして、各陣営の思惑が絡み合って起きるさまざまな問題をどう解決していくかという話であったと思う。
・物語の中盤で、ミオリネ・レンブラン、スレッタ・マーキュリー共に、自分の有り様を見つめることになる大きな変化が起こる。ミオリネはなんとかなると思っていたが、母親に対して従順に従うロボットのようだったスレッタはどうなるのかと思ったが、どうやら自我というものはあったようで、それまでとは違う姿を見せたことは予想外であった。
・最後の戦いは、ハードウェアの方はスレッタが、政治的なことはミオリネの役割が大きかったと思うが、他の登場人物も自分に与えられた役割を果たしていたように思う。
・ただ、いろいろと複雑に絡み合っている世界観である以上、最適な答えはなさそうであった。けれども、作品世界における課題は簡単には解決できないという現実を受け入れながらも、できることを考えてやれることをやり続けていくしかないという感じの落としどころで話をまとめたのは良かったと思う。
JR8DAG/菅野 正人
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