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2023年10月 9日 (月)

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)

 海原神は何を想う

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公式サイト

 公開初日(9/8)、札幌シネマフロンティアのレイトショーで観賞しました。約260名のスクリーン3に80~100名いたと思います。

・物語としては、原作、アニメ共に初期にあったユニオンテオーペに関する続きで、原作でもかなりの期間をおいて最終盤に近い時点で浮上してきた話だったが、アニメではユニオンテオーペのみが最初に出てきて以降、そのまま触れることなくTVシリーズも終わり、その後何回かの劇場版でも触れてこなかったように思う。
・ユニオンテオーペ(やエンジェルダスト)に関しては、当時のアニメ版では原作との祖語があったりして触れにくかったのだと思うが、原作以上の期間をおいたことももあって、劇場版アニメとして取り上げたのかなと思う。
・原作を思い返す限り、ユニオンテオーペ編は最終章にふさわしい内容ではあったが、原作とアニメで設定が異なっていることもあり、そのあたりに修正なり変更が加えられているようであった。
・で、この最終章は、今回の劇場版で決着をつけるのかと思ったら、ホームページに「The Final Chapter Begins.」とあるとおり、どうやら最終章の始まりと言うことのようである。
・時系列は劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉のつづきのようで、前回のヒロインである進藤亜衣がモデルとして新宿のビルのスクリーンに登場するし、例の公安の人も引き続き出ていた。
・全般的には、前作の〈新宿プライベート・アイズ〉は派手なアクションを見せるというお祭り的な側面の方が大きかったように思うが、この最終章は、冴羽獠の過去に迫っていくという物語性を重視している印象に感じた。
・今回は、キーとなる登場人物としてアンジーが出てくるが、彼女が冴羽獠とどのように関わっているかが大きなポイントである。
・そのアンジーが語る「これがあなたの最高傑作なのですか?」への答えは「槇村香の100tハンマーを喰らう面を含めての最高傑作」なのだと思う。一見して能力のすごさが分からないことがすごいことなのだと思える。
・とはいえ、今回は序盤でミッションが達成できなったり(逃げられる)、終盤で冴羽獠が一方的に殴られたりと、おやっ!と思う場面があった。特に、終盤で冴羽獠が吹っ飛ばされることなど、これまでに一度もなかったように思ったので、なおさらであった。
・今回の一連の件に関して裏で手を引く海原神。冴羽獠とっても重要な人物であり、原作でも何を想っているのかがよく分からない人物として描かれることが多かったと思うが、これは今回の劇場版でも同様であったと思う。
・この最終章は、前後編ではないようなので、おそらく全3回あたりかなと思うが、最後が海原神との決着となると、次回にどんな物語を入れてくるのかが気になるところである。
・途中で、お台場のガンダムUCやルパン三世が登場していたが、ルパン三世は牧村香の事を知っているようである。どこで知り合ったのだろうと思ったのであった。

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劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉: JR8DAGのメモ書きブログ

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