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2024年1月18日 (木)

【電撃文庫】とある暗部の少女共棲(2)

 フレンダの最後の言葉の重さ

 とある暗部の少女共棲(2):電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

・『アイテム』のメンバーに関する物語は1巻で終わりと思っていたので、2巻目があることに驚いたのが正直なところ。
・時系列としては1巻の直後のようなので、禁書目録本編開始の約1年前にあった出来事ということのようである。
「アイテム」については無印15巻の印象が強いものの、構成員の4人は禁書目録の主役ではないこともあって、あの事件にいたった背景に関してはあまり詳しく描かれていなかったと思うが、今回のシリーズはそのあたりを補完している感じである。
・戦いの優劣はレベルの数字だけで決まらないという描写が増えてきた禁書目録シリーであるが、特に麦野沈利の原子崩し(メルトダウナー)については、攻撃的な破壊力に極振りしている感じなのと、(この物語時点では能力の応用方法を構築できていないように見えたこともあったが)相性の悪い相手というのが少なからず存在するようでもあるし、無印15巻でレベル0の浜面仕上に撃破されることにもつながっているように思う。
・今回の相手、鮎魚女キャロラインは元『原子崩し』主任研究者ということもあって、非常に苦戦を強いられることとなったが、麦野のことは計算に入っていても、滝壺理后については計算に入っていなかったことが、最後の結果につながることとなる。
・滝壺理后の能力に関しては、表面上の能力追跡(AIMストーカー)ということは明らかになっているが、その真の力は単なる支援役ではないものがあることが描写されていた。
・この巻の、最後に出てくるフレンダの言葉、ここだけを見ると何気ないように思うが、無印15巻の顛末を見ると非常に重い言葉なのであった。

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とある魔術の禁書目録関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ

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