【電撃文庫】青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない
これまでのシリーズで感じた疑問への回答、張り巡らされた伏線は回収されてきたが、物語の終着点はまだ見えない
【電撃文庫:青春ブタ野郎シリーズ】
・読み始めたのが一昨日の9月24日と遅かったが、200頁ちょっとということと読みやすい体裁であったこともあり、その日のうちに読み切ってしまった。読み始めるのが遅かったのは、今回は「青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない」(2024年8月9日発売)と「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」(2024年10月10日発売)の2巻セットの話しであることが確定しており、早く読んでしまって続きが気になった場合の期間を長くしたくなかったということもあった。
・これまでのシリーズを読んでいて感じた疑問や伏線で思いつくものは以下のとおり
・第13巻の冒頭で梓川咲太(他多くの人物、のぞく桜島麻衣)が見た4月1日の夢はその通りとなるのか(第13巻)
・牧之原翔子が変えた未来による影響はないのか?(第6巻、第7巻、第8巻)
・大学生編(第10巻)から登場した人物で、梓川咲太との関わりがありそうなのに、ここまで焦点が当てられていない人物がいたのだが、それはなぜなのか(関連記事)?
・梓川咲太の他に美東美織が霧島透子(になりきった人物)が見えるはなぜなのか?(第13巻,関連記事)
・牧之原翔子がすでに体験した未来の記憶の中で、霧島透子に関することがなかったのはなぜか?(第8巻)
・第13巻で梓川咲太らが見た4月1日の夢で見た「実は、私が霧島透子なんです」はこの巻で夢のとおりの結果となるが、その後がどうなったかということについては想像していなかったものだった。
・この巻で、霧島透子に関わる重要な人物が明らかになり、生じている事象もある程度判明してくるが、その現象がどういう要因で生じているのか、残された疑問、回収しきっていない伏線、新たな疑問や伏線も貼られていることもあって、最終的な落としどころは全く見えないが、最終巻となる次巻で明かされるのだろうと思う。特にこの14巻冒頭の霧島透子の歌の歌詞が重要な意味を持つはずだが、それが最終的な落としどころにどう関わるかはおおいに興味を惹かれる部分でもある。
・最終巻となる次巻「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」の発売は2024年10月10日、最終的な落としどころがどうなるか楽しみである。
(参考記事リンク)
・劇場アニメ「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」: JR8DAGのメモ書きブログ
・【電撃文庫】青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
・劇場アニメ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」: JR8DAGのメモ書きブログ
・【電撃文庫】青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
・【電撃文庫】青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
・【電撃文庫】青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
・【電撃文庫】青春ブタ野郎シリーズ(9巻まで): JR8DAGのメモ書きブログ
・青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
・TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(全13話): JR8DAGのメモ書きブログ
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