ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃
暗中模索
『ヤマトよ永遠に REBEL3199』公式サイト
札幌シネマフロンティアにて公開初日(11/22)の夜、20:55の回で見ました。約170名のスクリーン6に40~60名だったと思います。
・第1章で話の内容は事前の予想とは違っていたと書いたが、第二章も同様というか第一章以上に予想とは違っていて、第三章からはあまり予想をしない方が楽しめるのではないかなと思った。
・見た直後の大まかな感想としては、古代進と森雪の件が大きく影響しているためかとにかく話が重い、そして、デザリアムが表明的には融和姿勢を見せているからか何から手を付けたら良いのかが全く見えない、といった感じでした。
・この3199、2199シリーズのこれまでと大きく異なるのは、現時点でのヤマトのミッションがはっきりしないことである。2199は地球を元に戻すこと、2202はテレザートに行くこととガトランティスを止めること、2205はイスカンダルを救うことという感じであったが、3199のヤマトはさしあたってはデザリアムに見つからないことという感じだったと思う。
・で、そのデザリアムは地球に来るまでは力ずくであったが、地球側の一部の勢力がデザリアムを引き込んだことと、デザリアムが融和な姿勢を見せたこともあって、混乱は一端収束する。
・で、聖総統スカルダートの語ることが、真実であるかどうかはおいといて、衝撃的だったことは確かであったこと、あと、グロデーズがホラー連邦を一蹴する演出も利用して、とりあえず地球側から明確な反抗を抑えることには成功したようである。
・事前に公開されていた無限ベータ砲の発射場面、どこで使われるかと思っていたが、なるほどという感じであった。どうやら、第二章でのボラー連邦の艦隊はかませ犬であったし無限ベータ砲の実験台という感じでもあった。
・第二章で登場したグロデーズ、どんな艦かと思ったら、なんとゴルバをアンドロメダ級の大きさにしたと言う感じであり、まともにやり合えばヤマトが勝つのは難しいように思えるのだが、デザリアム側からするとヤマトを無限ベータ砲で消し飛ばすことができない事情があるので、第五話で見せた両艦の激戦が成立するという構図になっている。ちなみに、オリジナルと同じようにレーダー手からヘヴィー級という台詞が発せられるが、初見の艦であるから、そういう台詞が出てきてもおかしくないようにはなっていたと思う。
・一方の宇宙戦艦ヤマトは、デザリアムからすると重要なものを少なくとも2つは持っているようであり、ゴルバを派遣したところで強力な武器でヤマトを消し飛ばすということはできず、オリジナル版に比べて動作が複雑になったかわりに凶悪さが半端なくなった波動カートリッジ弾の餌食に・・・
・主にデザリアムの事情により、火力はあっても小回りがきかないゴルバでは波動カートリッジ弾の餌食になるし、プレアデス改級攻勢型戦艦
では力不足ということで、ヤマトと対峙する相手は小回りがきいてゴルバに近い機関出力と火力があるグロデーズということになるらしい。
・3199のヤマトであるが、波動カートリッジ弾は強力ではあるものの、それ以外は現在開発中の装備とマーキング以外は2205から大きく変わっていないように見えた。今後、何か新しいものが出てくるのだろうか。
・オペレーションDADで中心的な役割を果たすはずであった古代は、第一章の最後の件があってかなり精彩を欠いた上に、そのことが原因で最後に覆水盆に返らずの事態が起こってしまう。古代としては辛いことが続くが、どう立て直すのかは今後の焦点でもあろう。
・一方、森雪は、ヒュウガを拿捕しても乗組員を解放しているあたりから、おそらく地球連邦に戻ることは可能な状況にもかかわらず、アルフォンのところにあえてとどまっているようであり、このあたり2199シリーズの森雪は肝が据わっているなと感じるところである。
・ヤマトの側からすると、デザリアムに関しては不明なことが多くあるのと、これまでの旅の経験から、時空結節点に向かうという相手の懐に入っていく道を選択するようである。どうやら、ヤマトが向かう先にはボラー連邦の勢力圏があって、ランベルあたりは無理筋みたいなことを言っているが、デザリアムの現時点での事情としてはヤマト(内部にあるとあるもの)を失うわけにはいかないので、今後、グロデーズがヤマトを助けるなんて展開もあるのかもしれないと思った。
・また、現時点ではよくわからないことだらけの暗中模索状態ではあるが、実はヤマトをデザリアム本星に誘導したいのかもしれないという予想を現時点でしておきたいと思う。
(関連ポスト)
・https://x.com/jr8dag/status/1859958397124358242
(関連記事リンク)
・宇宙戦艦ヤマト関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ
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