2024年2月13日 (火)

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド

 草加雅人は555の物語に欠かせない人物らしい

 Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』:東映ビデオオフィシャルサイト

 札幌シネマフロンティアにて公開1週目の木曜日(2/8)の昼の回で見ました。約190名のスクリーン7に60~80名で、思ったより人がいるなと感じました。

・20年前の仮面ライダー555本編は、物語の細部の整合性は取れていない、なんともいえない物語の終わり方をする、乾巧や園田真理をはじめとして登場人物の多くは心がぶれまくる、結果として行動もぶれまくるといった感じで、物語は微妙なんだけど、一方で、仮面ライダーとしてのかっこよさや戦闘などのアクションは素晴らしいという作品だったという印象を持っていたが、今回のパラダイス・リゲインドも同様であったと思う。
・製作者側からすると、人間ってそんなことよくあるし現実の世界もそんなものですよね、と言うことなのかとは思いつつも特撮ものとしてそれはどうなの?と20年前は思っていたけど、20年経過した今となっては、これが仮面ライダー555なんだろうなというようにも感じている。
・今回のパラダイス・リゲインドは、スマートブレインがなぜ存続しているのか、そもそも何をしたいのかが分からないし、登場人物の多くは心とそれに伴う行動がぶれまくっていたのも相変わらず、そして、根本的な問題が解決しないで物語が終わるのも相変わらずだった。一方で、仮面ライダーそのもののかっこよさやアクションに関しても洗練されていて、見ていて楽しかったのも事実であった。
・事前に公式サイトの情報を確認した限り、本編では退場になったと思う草加雅人や北崎が登場していたので本編とは違う世界線なのかと思っていたが、どうやら本編との整合性はある程度取っていたようであった。
・555という物語では欠かせないであろう草加雅人であるが、最初、割とものわかりが良さそうな人物として描かれていて、なんとなく違和感があったのだけど、ああそういうことだったのね、と納得した次第であった。あと、草加雅人が登場した理由を劇中で本人が語るが、それが回りくどいもので、思わずチャージマン研のジュラル星人かよ!、と思ってもしまったのであった。
・こうなると空席となったスマートブレイン社長も本編で退場した人物を据えることができるのだが、そこで北崎を設定したのは妥当であったろうと思った。そして、この北崎が特に以前のようなオルフェノク態にならなくともめちゃくちゃ強いのには驚いたのであった。
・今回の最後の場面を見ると、まだ続編が作れそうではある。続編があった場合、今回と同じようにあれこれ語れる作品になるのか、個人的な注目ポイントである。

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2024年1月18日 (木)

【電撃文庫】とある暗部の少女共棲(2)

 フレンダの最後の言葉の重さ

 とある暗部の少女共棲(2):電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

・『アイテム』のメンバーに関する物語は1巻で終わりと思っていたので、2巻目があることに驚いたのが正直なところ。
・時系列としては1巻の直後のようなので、禁書目録本編開始の約1年前にあった出来事ということのようである。
「アイテム」については無印15巻の印象が強いものの、構成員の4人は禁書目録の主役ではないこともあって、あの事件にいたった背景に関してはあまり詳しく描かれていなかったと思うが、今回のシリーズはそのあたりを補完している感じである。
・戦いの優劣はレベルの数字だけで決まらないという描写が増えてきた禁書目録シリーであるが、特に麦野沈利の原子崩し(メルトダウナー)については、攻撃的な破壊力に極振りしている感じなのと、(この物語時点では能力の応用方法を構築できていないように見えたこともあったが)相性の悪い相手というのが少なからず存在するようでもあるし、無印15巻でレベル0の浜面仕上に撃破されることにもつながっているように思う。
・今回の相手、鮎魚女キャロラインは元『原子崩し』主任研究者ということもあって、非常に苦戦を強いられることとなったが、麦野のことは計算に入っていても、滝壺理后については計算に入っていなかったことが、最後の結果につながることとなる。
・滝壺理后の能力に関しては、表面上の能力追跡(AIMストーカー)ということは明らかになっているが、その真の力は単なる支援役ではないものがあることが描写されていた。
・この巻の、最後に出てくるフレンダの言葉、ここだけを見ると何気ないように思うが、無印15巻の顛末を見ると非常に重い言葉なのであった。

(関連記事リンク)
とある魔術の禁書目録関連記事リンク: JR8DAGのメモ書きブログ

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2023年12月28日 (木)

キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~(全12話)

 現在に至った自分の原点を思い起こす物語

 キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~ 公式サイト

・このアニメが放映されるのを知ったとき、物語の作ること自体がかなり難しいなと思ったが、結果としては話をうまくまとめたように思う。
映画 ゆるキャン△を見たときにも思ったが、大人になるとできることも増えるけど、要求される水準も高くなるので、何を優先するかと言うことを決めなければならない場面が多くなる。したがって、ある意味、妥協みたいなものが必要にもなってくるのではあるが、だからといって現実に合わせれば良いのかと言えば、そういうわけではなく、「誰がなんと言おうと、あなたが実現したいことは何ですか?」が重要な時もあるということなのだろうと思う。
・で、その譲れないものはどこにあるのかというと、プリキュアとして戦っていた中学生の時だったということなのだと思うし、作画などの都合もあったにせよ、プリキュアに変身するときに中学生に戻るのはそういう意味があったと思ったし、うまいやり方だなとも思った。
・プリキュア vs ベルの構図であった、善意と悪意、希望と絶望、みたいな対比については、それぞれの側面だけを抽出すれば、最終局面のような極端なことになるかと思うが、全体としてみると、どちらかといえば善意なり希望の方が優勢であったので、世界が維持されきたのではないか、というような禁書目録の上条当麻の台詞を少しばかり思い起こしたのであった。

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2023年12月 3日 (日)

劇場アニメ「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」

 梓川咲太が取り戻さなければならないもの

 アニメ「青春ブタ野郎」シリーズ ポータルサイト

 札幌シネマフロンティアにて公開初日の午後の回(15:15~)を観賞しました。約170名のスクリーン6に80~100名、30代以下の人が多かったように思います。

・今回の劇場版は、原作第9巻をアニメ化したものであるが、一部を除けばほぼ原作を踏襲した内容だった思う。アニメならではの表現も十分になされており、今回も楽しめた。特に、梓川咲太が母親に認識される場面に関しては原作を読んでいて内容を分かっていても思わず泣いてしまいそうになるくらいであったし、そこからエンディングに入る演出も素晴らしかったと思う。
・タイトルは「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」で、桜島麻衣の小学生時代と思われる女の子が登場し、物語に大きな役割を果たすが、今回の主人公は梓川咲太である。
・今回、梓川咲太はとある思春期症候群を発症するが、その根本には、梓川花楓の解離性症候群の件が関わっている。
・解離性症候群を端に生じたさまざまな出来事に関して、梓川花楓については前回の「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」で大きな山を乗り越えたというところだが、兄である梓川咲太には乗り越えるべき大きな山が残されていたということである。
・今作は、第1巻での認識されないことに加えて、平行世界への移動が思春期症候群の内容となる。思春期症候群と言われるだけあって確かに超常現象ではあるが、その現象に対して科学的な視点で考察できる双葉理央の存在感は相変わらずであった。また、母親に対してどう思うかという咲太に対する質問に対する回答も、原作を読んだときと同様に印象に残るものであった。
・今回の梓川咲太の思春期症候群については、第1巻の桜島麻衣と対比されているような演出がなされており、特に学校の校庭での場面にその印象を大きく感じた。
前回の劇場版では出番のなかった牧之原翔子が登場。このあたりは原作とは登場する時期が異なるが、今後の展開などを踏まえると、この場面で登場させることが適切だとの判断があったものと思われる。原作では今のところ以降の出番がほとんどないが、今後、何かの役割を果たすことになるのかは気になるところである。
・今回の劇場版で、梓川花楓の解離性症候群から発生したさまざまな件に関してほぼ決着し、それに合わせて高校生編が終了。今作で、大学生編に大きく関わる霧島透子赤城郁実などの人物も登場していたことから以降のアニメ化を視野に入れているのかと思っていたら、大学生編のアニメ化も制作決定とのことで、どのように作品が作られるのかが楽しみである。

(参考記事リンク)
【電撃文庫】青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
劇場アニメ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」: JR8DAGのメモ書きブログ
【電撃文庫】青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
【電撃文庫】青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
【電撃文庫】青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
【電撃文庫】青春ブタ野郎シリーズ(9巻まで): JR8DAGのメモ書きブログ
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない: JR8DAGのメモ書きブログ
TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(全13話): JR8DAGのメモ書きブログ

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2023年10月23日 (月)

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- (全13話)

 自分のありようをみつける物語

 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 公式サイト

・『ラブライブ!サンシャイン!!』の外伝作品。登場人物や舞台はラブライブ!サンシャイン!!と似ているけど我々のいる世界とは異なる平行世界の模様。
・主人公は、ラブライブ!サンシャイン!!の高海千歌ではなく、堕天使で厨二病ぽかった津島善子をモデルとしたヨハネ
津島善子はラブライブ!サンシャイン!!のメンバーの中で私的にかなり印象に残っていたので、ヨハネを主人公にする外伝作品はなるほどと思っている。
・物語としては、堕天使で厨二病ぽいヨハネが自分が何をしたいかを見つけていく内容だったかなと・・・。
・そのきっかけを作るのはヨハネの母親の指令であったり、ヨハネを導くための存在としてライプラスであったり、ヌマヅと言う舞台で起こるさまざまな異変だったのだと思う。
・ただ、ライプラスに関してはヨハネを単に導くだけの存在ではなく、ライプラス自身も自分がどうあるべきかを模索していたようでもあった。このあたりは、ヨハネと共に成長していくというキャラクターということだったのだろうと推察している。
・物語の構成としては、プリキュアシリーズなどでも見られるものであったと思うけど、これまでのラブライブシリーズとは異なる点も多く見られたこともあって、細かい点でよく分からない部分もあったけど楽しめた作品であった。
・この作品では、ラブライブ!シリーズ作品の大きな軸である「スクールアイドル」が登場しないかわりに、ラブライブ!の世界を広げることにつながっているように思う。

(関連記事リンク)
ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow: JR8DAGのメモ書きブログ
ラブライブ!サンシャイン!! (全13話終了): JR8DAGのメモ書きブログ

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2023年10月 9日 (月)

ガールズ & パンツァー最終章(第4話)

 試練は人を強くする

 ガールズ & パンツァー最終章 公式サイト
 第4話 冒頭映像

 札幌シネマフロンティアにて公開初日(10/6)の第3回目(16:55)を観賞しました。約160名のスクリーン1に100~120名だったと思います。

・第4話は、第3章の最後に超長距離射撃で司令塔たるあんこうチームが撃破されたところからスタート。当然ながら、残ったメンバーに激震が走ることになる。
・この展開は、第3話の投稿において、大洗女子学園は西住みほという(実質的な)指揮者がいなくても、十分戦える集団になったことを示すための伏線なのか、と書いたが、その答えはこの第4話で示されたと思う。
・撃破されたチームは退場、そして試合に関わることができないので、あんこうチームは見守るだけになるわけだが、そのこともあって今回はあんこうチームメンバーの出番は少なかったと思う。
・第4話は、実質的指揮者を失った大洗女子学園がどう対応したか、二転三転する雪原での大激闘、戦車とは思えない超高速戦闘、そして、最後の展開が見どころかと思う。
・これまで、西住みほという存在により、他のメンバーが持っていた潜在的な能力が見えていなかったわけであるが、あんこうチームが撃破されたことで、その潜在的な能力が表に現れたと思うし、物語の狙いとしても、他の登場人物を引き立たせたいという思惑もあったかと思う。
・後半は、もう1つの準決勝、黒森峰女学園 vs 聖グロリアーナ女学院戦。こちらは第4話で決着が付くのかどうか気になっていたが、見事に決着。決勝の対戦カードが決まって第4話を終了。
・残りは第5話と第6話の2話だが、この2話で決勝戦を描くのか、あるいは別の展開があるのか、そのあたりが気になるところである。
・第4話、あの気になるところで終わった第3話から2年以上経過していたのか、第3話の投稿を確認した際に抱いた感想でもあった。最終章は第6話を予定しているようだけど、このペースだと第6話まであと4年かかるようである。

(参考記事リンク)
ガールズ & パンツァー最終章(第3話): JR8DAGのメモ書きブログ
ガールズ & パンツァー最終章(第2話まで): JR8DAGのメモ書きブログ
ガールズ & パンツァー最終章第1話に関するツイート
ガールズ&パンツアー(全12話): JR8DAGのメモ書きブログ

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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)

 海原神は何を想う

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公式サイト

 公開初日(9/8)、札幌シネマフロンティアのレイトショーで観賞しました。約260名のスクリーン3に80~100名いたと思います。

・物語としては、原作、アニメ共に初期にあったユニオンテオーペに関する続きで、原作でもかなりの期間をおいて最終盤に近い時点で浮上してきた話だったが、アニメではユニオンテオーペのみが最初に出てきて以降、そのまま触れることなくTVシリーズも終わり、その後何回かの劇場版でも触れてこなかったように思う。
・ユニオンテオーペ(やエンジェルダスト)に関しては、当時のアニメ版では原作との祖語があったりして触れにくかったのだと思うが、原作以上の期間をおいたことももあって、劇場版アニメとして取り上げたのかなと思う。
・原作を思い返す限り、ユニオンテオーペ編は最終章にふさわしい内容ではあったが、原作とアニメで設定が異なっていることもあり、そのあたりに修正なり変更が加えられているようであった。
・で、この最終章は、今回の劇場版で決着をつけるのかと思ったら、ホームページに「The Final Chapter Begins.」とあるとおり、どうやら最終章の始まりと言うことのようである。
・時系列は劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉のつづきのようで、前回のヒロインである進藤亜衣がモデルとして新宿のビルのスクリーンに登場するし、例の公安の人も引き続き出ていた。
・全般的には、前作の〈新宿プライベート・アイズ〉は派手なアクションを見せるというお祭り的な側面の方が大きかったように思うが、この最終章は、冴羽獠の過去に迫っていくという物語性を重視している印象に感じた。
・今回は、キーとなる登場人物としてアンジーが出てくるが、彼女が冴羽獠とどのように関わっているかが大きなポイントである。
・そのアンジーが語る「これがあなたの最高傑作なのですか?」への答えは「槇村香の100tハンマーを喰らう面を含めての最高傑作」なのだと思う。一見して能力のすごさが分からないことがすごいことなのだと思える。
・とはいえ、今回は序盤でミッションが達成できなったり(逃げられる)、終盤で冴羽獠が一方的に殴られたりと、おやっ!と思う場面があった。特に、終盤で冴羽獠が吹っ飛ばされることなど、これまでに一度もなかったように思ったので、なおさらであった。
・今回の一連の件に関して裏で手を引く海原神。冴羽獠とっても重要な人物であり、原作でも何を想っているのかがよく分からない人物として描かれることが多かったと思うが、これは今回の劇場版でも同様であったと思う。
・この最終章は、前後編ではないようなので、おそらく全3回あたりかなと思うが、最後が海原神との決着となると、次回にどんな物語を入れてくるのかが気になるところである。
・途中で、お台場のガンダムUCやルパン三世が登場していたが、ルパン三世は牧村香の事を知っているようである。どこで知り合ったのだろうと思ったのであった。

(関連記事リンク)
劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉: JR8DAGのメモ書きブログ

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2023年9月 6日 (水)

【電撃文庫】青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない

 「霧島透子」とは何者か

 【電撃文庫:青春ブタ野郎シリーズ】

・青春ブタ野郎シリーズの第13巻。今回の物語の中心人物は、第10巻の最後に登場した「霧島透子」と名乗っていた岩見沢寧々
第13巻は霧島透子の真相に迫るシリーズということであったが、結果としては岩見沢寧々の問題は解決するが、霧島透子に関しては以降に持ち越しとなった。
岩見沢寧々の問題解決にあたって古賀朋絵が意外なる役割を発揮したのは予想外であった。
・「霧島透子」と名乗っていた岩見沢寧々梓川咲太以外に認識されないという現象は、第1巻の桜島麻衣の時と似たような現象ではあったが、実際は現象そのものが違うことが判明したということである。
霧島透子とは何者なのかということは引き続き大きな関心であるが、第13巻を終えた段階では、「霧島透子」だと思い込んでいる人が咲太(や美東美織)に見える理由も大変気になるところである。
・あとがきによると、「青春ブタ野郎シリーズ」は最終章に入るとのことである。最後は「霧島透子」の件をどうするかだと思うが、主要登場人物の中で、美東美織だけが物語の中心人物となっていない。「霧島透子」だと思い込んでいるサンタ姿の人を認識できるらしいことから、最終章に向けて大きな役割を与えられていそうな気がするが果たして。
・終盤、負傷した咲太へのお見舞いに、沖縄に旅立った牧之原翔子以外の女性が登場していたが、女性陣から支持がいかに厚いかが垣間見えるのであった。あと、第13巻では登場しなかった牧之原翔子が最終章に向けて何らかの役割を果たすのかも気になるところである。

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2023年7月18日 (火)

アニメ『【推しの子】』(全11話)

 嘘と本当の境界

 アニメ『【推しの子】』公式サイト

・原作は見ていない状態で視聴。
・この作品の評価の高さを知ったのは第6話終了あたりで、その時点では見ようとは思わなかったのだが、ニコニコ動画プレミアム会員だと無料で見られる期間であったこともあって、どんな作品か見ることにしたというところである。
・今回の第1期は全11話であるが、第1話は90分で3話分あるので、実質13話ということになる。
・第1話は90分で物語のプロローグにあたる。第1話の最後の方で大きな出来事があるが、そのあたりも考えると、第1話を90分としたのは正解であったと思う。
・作品のプロモーションの動画を見ると、アイが高校生となったアクアルビーと一緒にいる場面がないので、何かがあったのかとは想像できたが、第1話の最後でその場面を見たときは衝撃であった。
・第1話から約10年ほど経過した第3話から新しい展開を迎え、第1話での衝撃的な出来事をきっかけにアクアはある目的を達成するためだけに行動しているように見えるが、今後さまざまな人との出会いなどを通じて、その心境に変化が出てくるのかは気になるところである。
この芸能界において嘘は武器だは、この作品の核の1つともなっているフレーズである。上手くはいえないけど、この作品を見ていると嘘と本当の境界についてよく考えさせられるなという感じである。
・同じアイドルを扱う作品でもアイカツなどは悪意や嘘はほとんど存在しない(というか意識することが少ない)のに対して、この【推しの子】というのは、さまざまな人間の思惑とそのことで起きる問題も存分に表現しており、そのことが物語に深みを与えていると思う。
・原作の最新刊は11巻。第1期は新生B小町のデビューあたりで終わりかと思っていたところに、その先の話も少し描いて終了したが、第1期終了後すぐに第2期の制作決定の告知があった。おそらく第2期まではアニメ化することは決めていたようである。
・この作品では、転生やDNA鑑定依頼など、現実社会では説明のしにくいことがいくつか出ているが、このあたりはこの物語を描くためには必要な設定であり、なぜそのようなことになっているのかの説明は不要と思ってる。ということで、このあたりに関して整合性のある説明が出てきたら、私の予想を大きく上回ることとなるが、果たしてどうなるだろうか。
・今後の物語のキーとなる登場人物は、(当人にとっては迷惑以外になんんでもないルビーの勘違いで重曹ちゃんという愛称をつけられた)有馬かなは当然として、大きく影響を及ぼしそうなのは黒川あかねであろう。
・その黒川あかね有馬かなとの強烈なライバル関係をむき出しにするような気の強さがあるにもかかわらず、恋愛リアリティショー編では自殺に追い込まれてしまった、状況によってあそこまで追い詰められるということもあるのだろう。
MEMちょは物語の本筋に大きく関わらなさそうであるが、実年齢を大きく誤魔化して活動を続ける精神力の強さなどから、物語を面白くさせる役目は今後も果たしそうである。
・第11話、新生B小町デビューライブの時、活力の落ちている有馬かながどうやって活力を取り戻すのかと思ったら、誰かに認めてもらうことではなく、自分を一番の推しにしてみせるというある意味反発心みたいな感じで活力を取り戻した展開は、今まで見たことがない新鮮さを感じたし、なんとも有馬かならしいとも思った。
・来年に放送されると思う第2期、原作の概要を確認する限り重い展開となりそうだが、どのように話が展開していくのか楽しみである。

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2023年7月17日 (月)

機動戦士ガンダム水星の魔女2ndシーズン(13話~24話)

 最適な答えなんてないけれど・・・

 機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト

・第1シーズンは見ておらず、第2シーズン直前のダイジェストのみをみて視聴した。
・第1シーズンから見ている人の話によると、3話くらいまでは学園ものドラマのイメージだったらしいけど、そのあたりを見ていないので、とにかく怒濤の展開しかなかったという印象だった。
・あと、ダイジェストでは、グエル・ジェタークの人となりの変わりようや、エラン・ケレス(強化人士4号)については、あまり理解できていない状態であった。特に後者は最後の話に関わるので、第1シーズンを見ると第2シーズンの印象も大きく変わるのかなとも思う。
・ただ、第1シーンのダイジェストで不穏な空気のようなものがあることは示唆されていたので、何か解決すべきことがあるのだろうとは想像はできた。
・物語としては、プロスペラ・マーキュリーの件を軸にして、各陣営の思惑が絡み合って起きるさまざまな問題をどう解決していくかという話であったと思う。
・物語の中盤で、ミオリネ・レンブラン、スレッタ・マーキュリー共に、自分の有り様を見つめることになる大きな変化が起こる。ミオリネはなんとかなると思っていたが、母親に対して従順に従うロボットのようだったスレッタはどうなるのかと思ったが、どうやら自我というものはあったようで、それまでとは違う姿を見せたことは予想外であった。
・最後の戦いは、ハードウェアの方はスレッタが、政治的なことはミオリネの役割が大きかったと思うが、他の登場人物も自分に与えられた役割を果たしていたように思う。
・ただ、いろいろと複雑に絡み合っている世界観である以上、最適な答えはなさそうであった。けれども、作品世界における課題は簡単には解決できないという現実を受け入れながらも、できることを考えてやれることをやり続けていくしかないという感じの落としどころで話をまとめたのは良かったと思う。

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