オリンパス STYLUS1
機能てんこ盛りのコンパクトデジタルカメラ
【購入の動機】
後述のビューファインダーが気になりましたが、大半の撮影で
使用できる35mm換算28-300mm相当の画角とF2.8通しの明るい
レンズでありながら軽量コンパクトであることが購入の動機です。
発売日の2013年10月29日にヨドバシカメラのネット販売で購入しました。
【使用感など】
(1)購入にあたって、合焦時に画面が固まるビューファインダーで
あるかどうかが気になったが、そういったことはなかった。
OM-D E-M5と同等のビューファインダーであるとの情報から、
量販店の展示機で確認した上での購入であったが、その情報は
間違っていなかったようである。
(2)画質はEOS Kiss X7などよりは明らかに劣ってしまうが、これ1台で
何とかなるかという視点で行けば、ぎりぎり許容できるかなと言う
ところ。高感度ノイズはEXILIM EX-F1あたりより明らかに少ないが
ノイズは無いと言うより、映像エンジンで消している感じなので、
その分解像感が落ちている感じがする。画質としてはPowerShot S100と
同等かやや良いくらいの感じと思う。
(3)大きさはポケットに入らないが、性能を考えると十分に小さくしたと
思う。重量はEOS Kiss X7に比べて明らかに軽く、これで十分であると
思った。
(4)画角は35mm換算で28-300mm。スポーツ観戦で使うことが多いので、
もう少し望遠があった方が良いかなとも思ったが、使ってみたかぎり
ではこれで十分であると感じた。
(5)ビューファインダーは見やすい。EX-F1は太陽に向かう方向では
横から光が入ってファインダーが見えなかったが、STYLUS1は
そんなことはなく、常用に何ら支障の無いレベルである。
アイセンサーによるビューファインダーとLCD液晶画面との切換も
十分な早さである。
(6)その他、撮影するための機能はてんこ盛り。ダイヤルで露出補正が
できるなど、機能そのものも使いやすい。さくさく写真が撮れるので
楽しい。
(7)AF速度はEOS Kiss X7に比べれば遅いが、列車の入線などは十分に撮影
できるレベルである。AF精度は暗い場所でピントをはずす頻度が
EOS Kiss x7に比べて高い感じである。どのような場面でピントを
はずしやすいのか、少し調べたいと思う。
(8)画素数は1200万画素だが、通常の記録画素数は500万画素と
している。画素数が必要なときは後述のカスタムメニューで対応
することとした。ISO感度の上限は1600に設定している。
(9)カスタムメニューが2つ設定できる。1つめは記録画素数を
1,200万画素に設定した。もう1つはスポーツ観戦の撮影用として
モードを絞り優先F2.8、ISO感度800、露出補正-0.7EVに設定した。
撮影は来年以降になる予定である。
(10)連写は7コマ/秒。10コマ/秒以上ならEX-F1の代わりとなれたが、
7コマ/秒でも十分に活用はできると思う。あと、PowerShot SX280HSと
同じ640×480dot、120fpsのハイスピード動画も撮影できるので、
スポーツ観戦で利用したいと思っている。
(11)35mm換算28-300mm相当のF2.8レンズ、ビューファインダーでも
液晶画面でも同じようにそこそこの写真が撮れる、自動開閉する
レンズキャップあたりは、EOS Kiss X7には無い機能であり、
このカメラの出番が多くなる要素である。
【総合的な感想】
画質がもう少し良ければと思いますが、さくさく撮影できる
レスポンスがあり、これ1台で一通りのことができるカメラで
あることから、購入して良かったと思っています。
JR8DAG/菅野 正人
2013.12.06 STYLUS1で撮影
500万画素で撮影したものを約130万画素に縮小しています。
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