-------------------------------------------------------------------------------- [579] CQ誌10月号のAM受信機の記事について(雑感) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/10/05(Tue) 01:32  こんにちは  CQ誌2004年10月号 111〜118ページ ○残念ながら、著者はこのトランシーバーに対する考え方を  述べることはなく、最終的に支離滅裂な内容に終わって  しまいました。  以下、雑感です。 ○しかし、貧相なパネル面なこと。このトランシーバーの記事に  何ヶ月もかけてこの程度の外観?それと、プリント基板は一生懸命  パターンを掲載しているのに、ケースについては加工図がないのはなぜ? ○基板をサブシャーシに実装するのは良いが、その後はどうやって  ケースに取り付けたのか写真がないからよくわからない。 ○この記事のタイトルには「連載 ビギナーのための無線機設計・製作講座」  と銘打ってある。それならば、相手は初心者だと想定した文章になって  いなければならないだが、その辺、筆者や出版社はわかっていますか? ○CQ出版社はすでに廃刊になっているラジオの製作や初歩のラジオを  引っぱり出してきて、どういった記事がビギナーのための記事なのか  一生懸命勉強して、ふさわしい記事になるように著者を指導してくだ  さい。                   JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [563] Re[546]: CQ誌9月号のAM受信機の記事について(雑感) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/08/28(Sat) 12:08  こんにちは  CQ誌2004年9月号 151〜157ページ ○この一連の記事に関して一貫して述べている、そもそもの記事の  最初の段階で筆者の考え方を述べていないから、何を書いても  焦点がぼけているように感じられる、製作物の各部分に  一貫性がない。これは今月も同じです。  その他にいろいろと突っ込みどころがあるのも同じですが、 いちいち述べるのはあほらしいのでやめます(建設的じゃな いし・・・・)。  ただ、この記事の中で、規格表だとか、バイアス抵抗値の 計算方法だとか理論的な部分については、参考となるものが ありますので、その部分の利用価値は十分にあると思います。  なお、追試する場合は、実際にやってみて計算どおりになるか どうか確認することを忘れずに。                   JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [546] CQ誌8月号のAM受信機の記事について(雑感) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/07/27(Tue) 01:35  こんにちは  CQ誌2004年8月号 147〜154ページ ○この一連の記事に関して一貫して言っていますが、そもそもの  記事の最初の段階で筆者の考え方を述べていないから、何を書いても  焦点がぼけているように感じられる。これは今月も同じです。  この点に関して早く何とかして欲しいです。 ・まず、記事のタイトルなんですが、先月号「AM受信機の設計@」に  対して今月号は「AM受信機の設計と製作A」。著者の承諾も無しに  原稿を書き換えるCQハムラジオ編集部が気がつかないのは一体どう  いうわけ? ・受信機まだ引っ張るの?先月号の最後に「次回は50MHz帯AM受信機の  フロント・エンド部を設計・製作して,AM受信機とともにケースに  収めれば,50MHzトランシーバーの完成です。」とあります。普通の  人が上記の文章を見れば次回で受信機は終わるのだなと思うのでは  ないでしょうか?誤解を与える文章の書き方は問題だと考えます。 ・セラミック発振子を使ったVFOの回路は面白いと思う。 ・コルピッツ発振回路の4てい倍は難しいとは思うのですが、何とか  可能かと思います。 ・相変わらず部品の使い方は曖昧のような。送信機ではFCZの  7Sコイルを使ったかと思えば、受信機では10Sを使ったり、  虹の目基板からプリント基板になったりと支離滅裂な印象。 >>http://groups.yahoo.co.jp/group/cq_musenki_sekkei/  ここの発言もしっかりしぼんでしまったんですが、だらだらと 引き延ばしていることと無関係であることを願っております。                   JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [517] CQ誌7月号のAM受信機の記事について(雑感) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/06/23(Wed) 01:07  こんにちは  CQ誌2004年7月号 151〜158ページ  正直、今月は読んでいてストレスがたまりました(笑)。 ○まず、そもそもの記事の最初の段階で筆者の考え方を述べてい  ないから、何を書いても焦点がぼけているように感じられる。 ・え!受信機!送信機はどうなったの?あれで完成なの?先月号で  完成したものを見せていないのでは? ・何で記事のタイトルが「AM受信機の設計@」なの?先月までは  「AM送信機の設計と製作」だったのに。 ・受信方式としてダブルスーパーへテロダイン方式を採用した  意図に関する記述が曖昧。 ・中間周波増幅回路にトランジスタを使った意図が曖昧。なぜ、  FETは使わなかったのか?また、トランジスタとして2SC2669を  選定しているが、これはどこでも手に入る2SC1815ではなぜダメ  なのか?2SC2669はFM IF増幅用のトランジスタのようですが、  では、他のトランジスタとどう違うのか説明が必要では? ・先月までユニバーサル基板を使っていたのに、今月はいきなり  プリント基板を起こすとは一体?だったら、最初からプリント  基板を起こした方が良かったのでは? ・一生懸命理論的なこと書いているのに、455kHzのIFTは100円  ラジオの部品を利用しては、というのはどうにも違和感が・・・。  とりあえず、この辺で・・・・。                   JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [480] CQ誌6月号のAM送信機の記事について 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/05/25(Tue) 01:12  こんにちは  CQ誌2004年6月号 143〜150ページ  今回は先月号のような曖昧さはなかったように思います。ただ、計算式が すいぶん多かったように思います。  回路設計において、理論や理屈は非常に大事ですが、実際に回路として 組んだときにどうなるのか(どうなったか)という検証が記事の中で不足して いるように感じたのは気のせいでしょうか? ・2SC1815のバイアス回路は1Mオームではなぜまずいのか? ・コンデンサマイクの電源として3Vのツェナダイオードはなぜ必要なのか?  無くても良いのでは?もし必要だというのならLED 2個ではだめなのか?                   JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [465] Re[464]: CQ誌2004年5月号のAMトランシーバーについて(補足) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/05/11(Tue) 21:41  こんばんは  補足です。例によって転載禁止です。 > ・コレクタに50MHzの同調回路をつけると、基本波の >  3倍である50MHzが取り出せるというわけです  ここの同調回路の定数を誤ると、当然ながら16×2≒33MHz なんてのも簡単に出てきます。T1,T2の同調周波数が40MHz 以下だと、33MHzが出てくる可能性が高いです。  3倍波(50MHz)よりも2倍波(33MHz)の方が普通は強いので、 RFプローブだけで出力を追い求めると、33MHzを発振させて しまうと言うことが、ちょくちょくあります。  補足の補足です。例によって転載禁止です。 ・発振周波数の確認ですが、オシロスコープやスペアナを  持っている人はそれで確認してもらえばよいのですが、  無ければ、IC-706mk2などのトランシーバーがあれば確認  することができます。2倍波と3倍波のどちらが強いか  などもあっさりわかるはずです。 ・広帯域の受信できるトランシーバーはかなり良い測定器に  なるので、スペアナを買う以前に1台持っておいた方が  良いと思います。 ・自作のトランシーバーを作るのに市販のトランシーバーを  買うのは本末転倒のように思われる方もいるかと思います  が、リファレンスとなるものが1台あると、調整などが  非常にしやすくなります。                    JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [464] Re[463]: CQ誌2004年5月号のAMトランシーバーについて(ひとりごと) 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/05/11(Tue) 21:26  こんばんは >> http://groups.yahoo.co.jp/group/cq_musenki_sekkei/  上のMLを見ている人だけがわかるネタです(謎)。 ・あの発振回路はコルピッツ発振回路といって、基本波  (50/3≒16MHz)で発振します。 ・基本波で発振するんですが、高調波も結構含まれて  います。 ・コレクタに50MHzの同調回路をつけると、基本波の  3倍である50MHzが取り出せるというわけです  (発振させたあと歪ませて高調波を発生させても  いると思いますが)。 ・なんで、1発でオーバートン発振させないかというと  たぶん周波数の微調整が効かないからだと思います。 ・FCZ研究所のポケトラのようなオーバートーン  発振回路でサトー電気の50,620MHzの水晶を発振さ  せると、50.625MHz位になると思います。 ・発振回路2SC2787のベース−エミッタ、エミッタ−アースの  コンデンサが変わると発振周波数が変わり、経験的に  ベース−エミッタのコンデンサの影響が大きいです。 ・発振周波数を低い場合、このコンデンサを33〜47pFにしたら  水晶の銘板周波数に近くなるだろうと思います。 ・それでも周波数が低かったら、水晶と直列に10〜100pFの  コンデンサをつないでみては? ・記事にも書いていますが、高周波回路ではアースを広く  取らないと動作が不安定になりやすいです。アースが  小さいのは基礎(土台)のしっかりしていない家のような  ものでちょっとした振動で簡単に壊れます。  ところで、ここのトップページには、ここに書かれた情報は 自由に使って良いと書いていますが、この発言をそのまま 他所に転載することは一応禁止にします。  ただし、上に書いていることが本当かどうかそれぞれが確認 した上でこの発言の情報を利用することは問題ありません。  (完全なひとりごと)  随分と参加者がいるようで、需要がありそうな雰囲気ですが、 作るのならFCZ研究所のAM送信機の方が良さそうな気が するんですけど、あまり出回っていないのかな? >> http://www.fcz-lab.com/t-237.html  ありゃ、販売中止なんですね(残念)。                    JR8DAG/菅野 正人 -------------------------------------------------------------------------------- [443] CQ誌2004年5月号について 投稿者: JR8DAG/菅野 正人 投稿日:2004/04/24(Sat) 21:53  こんばんは  今月のCQ誌は50MHz特集です。他に気づいた記事は ・50MHzアクティビティアワードを発行、詳細は  77ページ参照のこと。アワード発行にはCQ誌の  購入が必要。 ・6mAM関係の記事が掲載されていました。  AM送信機の設計と製作(1)、鈴木定雄、p.151〜p.160  最終的に6mAMトランシーバーとなるようですが、今月号は 送信機のうちの高周波部の設計と製作の記事が紹介されて います。                   JR8DAG/菅野 正人